病気は辛いです。

切っ掛けはバイク事故に因る眼球破裂寸前の右眼球の網膜剥離でした。
６ヶ所も穴が開いていました。
当時は今のように医療が進んでいなかったので、眼球を切って開いて‥直接レ－ザ－で焼いて穴を埋めて‥縫い合わせる。
何とも荒っぽい手術を２回受けました。
その手術から25年経って右眼球に悪性リンパ腫を発症しました。
下目蓋にも浸食していて、眼球と下目蓋に手術痕とダメージが残りました。
男でも人前ではサングラスで隠さずに居られないほどの痕です。
おまけに主治医が言うには‥完治率10％で再発率70％という厄介者です。
今は時限爆弾のタイマーが停まっただけ‥また何時動き出すか解らない不発弾を一生抱えて生きていかなくてはならない身体です。
２年半前には悪性リンパ腫の放射線治療の副作用で白内障になり、水晶体の全摘出手術‥再発した網膜剥離２ヶ所のレ－ザ－治療‥人工レンズ眼球内吊り下げ縫合手術を受けました。
眼球の手術は局部麻酔なので、とにかく直接眼球に打つ麻酔注射が痛くて痛くて‥。
眼‥って睫毛が入っただけでも七転八倒するのに、そこに注射針を刺すんですから‥何となく想像できますよね。
今はカテ－テルを差し込む手術になって、昔よりはダメージが少ないですけど、手術中は穴を開けた眼を上下左右‥執刀医に言われた通りに動かさなくてはなりません。
麻酔していてもカテ－テルが刺さっているから、眼球が摘ままれて引っ張られる感覚はあります。
想像するだけでも気持ち悪いですよね。