猫の粗相が酷い

先ずは去勢手術の実施をお勧めします。現在２才ということですが、手術をしても全く意味が無いということではなく、スプレー行為が残ってしまう確率が年々上がっていくのです。
もちろん、ベストは初回の発情を迎える前の手術ですが、発情を迎えて以降でも早めに済ませておく方が、スプレー行為が治まる可能性が高いのです。


また、１日の排尿回数と１回の尿量はどれくらいでしょうか？結石の再発や膀胱炎なら、少量頻回となる場合が多く見られますし、血尿や尿臭が変わったりします。その場合はこじれる前に、動物病院へ行き治療が必要です。

引越しのストレスで粗相をし出すこともよく見受けられますが、対処としては粗相をした場所や落ち着ける場所へトイレを移したり、気分を落ち着かせるために猫特有のフェロモンを使ったスプレーや、同じ薬剤のプラグに差し込むタイプの物、テアニンを含んだサプリメント、酷い場合は抗不安薬などの投薬治療が必要です。また、粗相をした場所で食事を与えることが有効な場合もある様です。


引越しからくる心因性、尿路疾患、発情期でのスプレー行為、何れの場合も動物病院で相談されることをお勧めします。