図々しい注文をして来る友人

うーん、そのお店で扱ってる商品や、戦略も各々であるから、主さんのお母さんの方針に従うしかないよね。人情商売も、小さい販売店だから出来ることだし、個人店舗も今はそうやって生き残ってくしかないからね。実を言うと、我が家も両親が二代続く商売屋で、卸しと販売してます。冠婚葬祭系のものを扱ってるので、昔からのお客さんや、親戚なんかに贔屓にしてもらってるから、こちらも割引したりはやっぱりしてます。関西だからってのもあるかもですが、サービスした時には『これからも贔屓にしてやー』とか、『◯◯さんのお友達やったら割引するから、いつでも注文受けるわ。友達でまとめ買いとかするとお得やで』とかって、軽く案内します。こちらが望んでることをサラッと伝えますよ。商売ですから。

もちろん、うちも何十万という高価な商品も扱ってるので、足元見られたくないし叩き売りなんてしませんが、友達だからと採算取れないくらいの割引は初めからしません。たまーに、母がかなり安く売ってあげてますが、日頃からお世話になってる相手へのお礼の場合のみです。

主さんとこのお客様や、今までサービスしてたご友人が常識のある良心的なお客様だったのは、普通のことだとお感じになられてるのでしょうが、それってとても今までがラッキーなだけですよ。とても良いお客様をお持ちなのはお母さんや主さんの人徳だと思うけど、たぶん今回の主さんのお友達みたいな図々しいタイプの方って、そこら中にたくさんいて、実は全然珍しくはないですよ？本来はとっても多いはずです。うちも近所の人や学校関係の人にタカラレそうになったことありますが、上手に交渉して落とし所みつけてます。

だから、感情論ではなにも解決できませんよ。気持ち良くサービスしたいなら、相手を選ばないと。客も店を選ぶけど、店も客を選んでいいんですよ。客を見る目、とても大事なのでは？お友達だとしても、場合によっては線引き必要ですよ。

相手を見極めて、臨機応変に対応を変えるのは当然のことだし、客商売の基本では？
今後、良いお客様に育つかもしれないから種をまくのもいいけど、そのお友達とは物理的な距離？もあるし疎遠になってるのなら今後も見込めないですし、早々に切ったら宜しいかと。その方に費やす時間と手間と真心、他のお客様に注いだ方がいいですよ。

長々と失礼しました。