人質事件。思ったこと。

回答22 + お礼22　 HIT数 5524 あ+ あ-

通行人
15/02/06 21:33(最終更新日時)

出回ってる情報を鵜呑みにするだけじゃ、何も考えていないのと同じって、とある紛争経験者が言ってたな。
イスラム国のように閉鎖された場所では、中で何が起こっているかわからない。

ポル・ポトのカンボジアの悪夢の時も、捏造された平和な街の映像の裏の真実は、何百万という大虐殺。

そのような虐殺がないとしても、市民が空爆の犠牲になっているかもしれない。
餓死者が多数いるかもしれない。

ヒトラーの時も、毛沢東の時も、金日成の時も、つい最近のボスニア紛争の時も、現地の犠牲者はいつも思っていたはず。

なぜ自分たちがこんな目にあうのか。救いはないのか。遠い国で平和に暮らしている人が自分たちを見たら、きっと手を差しのべてくれる。この現状を知って欲しい。

これは虐殺を受ける人じゃなくても、辛い心境にある人なら誰だって思うことだよね。

イスラム国で何が起きているのか。
異教徒の排除や奴隷化はまず想像に易い。
空爆で罪もない子供たちが手足を失い、父や母を失い、友達も、自分の命も失っているかもしれない。

それを映像に残して世界に配信することの意義は計り知れない。しかし。

その役を、息子に、亭主に、父に、行って欲しくはないだろう。
必要なら、他の人が行けばいいだろう。
そもそも自分達にとっては必要ないだろう。
知る必要ないだろう。
知ってなにもしないなら見殺しになるだろう。
知りたくない。関わりあいたくない。
これが平和な場所にいる人の思考。

救いなんてないんだってことがよくわかる。

これは、自分が苦しい時も同じだ。

• 共感！0

• ウォッチリストに追加