恐かったなぁ

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通行人
15/04/14 12:53(最終更新日時)

昔の話だけど、団地の４階に住んでて、２DKの広さで部屋は２つ並んでて部屋の窓はベランダと繋がってて夜中１時ぐらいに、ベランダの窓がガチャガチャする音で覚めた
鍵してたけど、窓が少し動いてた、普通に風?と思った、カーテン閉めてたから普通はそう思うよね…でも風と言うより人が窓開けようとしてる感じが徐々に感じ始め、電気を付けてカーテンを開いた。80～90ぐらいの婆さんが両手で窓開けようとしてた、凄い猫背で黒い着物着てた、その光景にびっくりだし、普通に気の弱い華奢な婆さんなイメージだから何やってるんですか!と言ったら、顔あげて笑うんだよね…窓の鍵あけたら、婆さんが猫背で一直線に玄関へ、おっおいと言っても立ち止まらずドアのチェーンに凄く手こずってる、部屋の灯りはドアの玄関口までは届かず、玄関口付近のスイッチを押さないと、まだ薄暗い、恐る恐る、近くによってスイッチを押す、猫背でその背中と後頭部が直接的何だよね、着物の帯?ですら自分のへそに付くか付かないか、小さい婆さん、チェーンを外し、鍵あけて、ドアあけたら、婆さん猫背からすらーと背筋伸ばして自分402だったけとま404にエレベーターが、あり、408の付近は階段、その婆さん?は408方向の階段方向にゆっくり歩いて一度も振り返らず、話さず、
あれは本当に恐かったなぁ。今なら、いろいろ浮かぶ止め方や話しかけ方はあるけど、リアルに遭遇したら人間見入って何も出来ないね…

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