恋愛に対しだらしがない次女

よく自分ではない相手を「こうさせるには？」というお悩みを拝見します。
それでいつも思うんです。
いくら愛していようがいくら血が繋がっていようがそれはただ貴方が愛しているだけですしただ血がつながっているだけの事で「自分ではない他人」を自分の思うとおりにするのなんて無理なんじゃないの？って。

私も普通の人間なんで実際同じように思ってた事はあります。
でもムリですよね…自分ではない他人を「自分の思ったようにさせる」なんて。

出来るのはせいぜい「相手との関係を、相手が貴方や貴方のいう事をうっとおしいと拒否するようなそんな関係にする」のか、それとも「相手が貴方のいう事を”そうかもしれないな”と耳に入れてくれるような関係にする」のか、そのどちらの関係を相手との間で作るのか、それくらいだけじゃないでしょうか。

実際何をどうするかを決めるのは相手本人です。つまり次女さんご自身以外ありえません。
そして貴方が出来る事は、話す事や相手の話を聞いてあげる事と祈る事、そして見守る事くらい。それ以外はいくら熱望しようが何もできないわけです。

たったそれだけしか貴方は相手に対して出来ないのになのに相手にとって「コイツうっとおしいな」と思われる様な事や相手にとって耳に痛いだけの話をもしもあなたが言ったり態度で示したとしたら「相手はあなたの言う事すら耳に入れない」様になるかと思います。

例えばあなたは「恋愛にだらしない」という風に次女さんを見ておられますよね。
でもそんな風に自分の事を「ダメな存在」「間違ってる」「足りてない」と見てくるそんな人の言葉や話を、果たして相手は耳に入れるでしょうか？って思うんです。

人が耳にいれる言葉や、人が胸に残す言葉があるとすればそれは自分を決して悪く言ってこない「自分の味方」なんだと実感できるそんな人が自分に言ってくれた言葉や自分を悪いと決して見てこないそんな人が言ってくれた言葉くらいではないでしょうか。

決めるのは次女さん本人。ならば大事な事は「次女さん本人」が”どうしよう”と考えたり”こうしよう”と思う時に、その時にその言葉や考え方が次女さん本人の中で思い出されるかどうかその心に残ってるかどうかですよね。

それは貴方が「恋愛にだらしない」とそんな風に次女さんを見てる限り貴方の言葉は次女さんには届かないし残らないのでは？

と思います。