どちらを選ぶのが幸せでしょうか

人は「与えてくれたから、だから自分も相手に返す」んですよね。
「自分がすると相手もそれを軽んじる事なくそれに相応しく応えてくれる」そのお互いの信頼感こそが互いが感じる相手の価値だと思うんです。
Aさんが貴女にしてくれる事はそれは貴女がAさんに長年与えてるものがあるからこそだと思います。貴女はAさんに与えてきたものがありその積み重ねがあるからAさんなりに返してくれてる。Aさんは今迄重ねてきたその時間を通し貴方を信頼し感謝するからこそその年月があるからこそ今の貴方への加護もあるといえる。

それら言ってみれば「”信頼”という名の貯金」「互いの価値の貯金」は決して一朝一夕にできるものではありません。言うなれば10年という年月をかけ貴女とAさんが共に作り上げたものと言えるもの。

さてAさんの亭主関白も自分が与えてるもの貴方に任せ貴方を認めるもの、それらが多いからこそそれの代価として貴女から欲しいものを欲するというものですよね。

対してBさんは、今は貴方が欲しいので貴女は何も払わずとも貴女に優しくすると思います。いい所を見せようとするものなので。
でも３年後はどうでしょう…５年後10年後はどうでしょうか…
貴方が困った或いは彼が困った時、貴女が機嫌悪い時具合悪い時、相手が機嫌悪い時具合悪い時はどうでしょう…貴女が追い詰められた時、或いは彼が追い詰められた時、その時に彼はどうかな…
Bさんとの間にはまだ信頼の貯金も互いの価値の貯金も安心の貯金も何もありません。
これから積み重ね増えていくのか、又はこれから減ってしまうのかも残念ながら判りません…

でもAさんとは１０年という時間の中でそう言った事も大なり小なりあったはずで少なからずそれらを乗り越えてきたからこそ今があり、未来はその続きにあるのだと思います。

自分の身や自分の家庭に不遇があったとしてその悲しみや苦しみ苦さから自分を救ってくれたものの価値はとても高いものとなるものです。
だからこそAさんは貴方に多くのものを与え、恐らくその価値は貴方がAさんを軽んじたりその信頼を裏切る事がない限りそうそう変わらないかと思います。
でもどうしても欲しいものが手に入らないのなら別のものに掛けてみる、それも人生かもしれません。
ですが…それもかなり”無謀な賭け”ですよね。
まるで普通の主婦が不倫相手に賭けるよう…

よくよく考えてね…