罵倒されたり罵ってもらいたい感情って病んでるって言われるのはどうしてですか？

なぜそれをしてもらう事で嬉しく感じるのか、その理屈がその人には判らないからだよ。

”判らない”ものを判らないままにしておくのは人には感情的には気持ちのいいものじゃない。だからと言って「自分が判らないだけ＝自分が足らない、自分が至らないだけ」とは誰もが思いたくない。
だからそれを”悪いものだ”とする事、そう思い込む事で「自分は悪くもおかしくもないし、悪いのは自分と違って訳のわからないものを好むその相手だ＝その相手がおかしい、その相手が病気だ」とする事で自分の心の平安を得ようとし自分の価値を守ろうとする。
だからだよ。

昔の人が良く判らないもの自分には理解できないものを天罰だとか呪いだとかバチが当たったんだとか言ったりして忌み嫌ってたのと同じ。
それがなぜかを判る人は、なぜそう思うのかが判るので、別にそれをどうこう特に思わないものだよ。

要は、自分を悪者にしたくない人や自分はおかしくないとそう思い込みたいそんな人が自分とは違うものを好むそんな相手を「病んでる」とか「おかしい」とか「変態だ」と言いたがるんだよ。

幼稚園児が「遊ぼうよ！」と言ってそれを嫌がる”自分を違う相手”の方を良くないと思うのと同じ。
相手の値打ちを落とす事で自分の値打ちを守ろうとするそんな心理から「相手が悪い」「相手が変なんだ」と思うって事だよ。