夫婦喧嘩、と言うか 主人が私を怒らせて、 とりあえず謝って 私が機嫌を直して仲直り… と言うのが毎回なのですが、 同じような事を何度も繰り返しています

試すような事したらアカンで。　全く逆効果やで。

関係をよくしようと思って真反対にトツボにはまってく典型的な選択やから。

試すような事をする、それつまり自分で自ら夫婦関係を悪い方へ向かわせるようなものやから。

それと、毎回“主人が私を怒らせて”というて「主人が私を怒らせないようになってもらうには」というスタンスにたってまうと大抵解決にも改善にも向かわへんで。

ここで他の夫婦関係で似たような悩みたくさん見てみ。
相手を悪者にするだけのスタンスやとどんどん関係が悪くなってくだけやから。びっくりするくらいみんな同じや。相手が悪い。相手が悪い。そういうのどんどん夫婦関係悪くなるだけや。　そらそやろ、アンタが悪い悪いいわれる側も自分が悪いにしろ嫌な気分やねんから。

むしろ全く逆に“そもそも主さんの方がそこまで（毎回）怒る必要があるのか”“怒らないといけないのか”という方を考える方とかに解決の道があったりするで。

思い返してみ。　「話し合いする」のはなんの為や？

ごちゃごちゃ理由あるやろうし“二人がうまく行く為や”という建前ももちろんあるやろうけど、突き詰めると“主自身分が相手に望む態度返答が欲しいから”やったりせんか？

それ二人の為やという良さげな看板だけは掲げながら結局は自分の為にしたいだけやったりするで。

そんなん解決の方法として効くと思うか？

主さんの怒って判らせる、話して判らせるっていう考え方って「北風と太陽」の物語でいう所の北風なんや。

それより主さんが太陽になる方法に目を向ける方がうまくいくもんやで。

主さんが「太陽」の役柄になるような事考えてみ。そっちの方がうまくいくで。

そもそも今まで何度も怒って繰り返してんのに、なんでまた怒るんやって思う。怒ったらまた同じになるだけやんか。「話し合い」も今のスタンスやったら要は静かに怒るのと同じやんか。

自分を納得させる（相手が自分を納得させる）そんな態度言動が欲しいからするそんな話し合いやったらやめとき。

口で言うて追いつめて判らせるとかそれで簡単に物事うまく行くんやったらほとんどの夫婦がうまく行ってるはずやで。

口で言う、言葉で言うのも嫌な言葉を言うんやなくて、頭使って相手がうまくそっちへ転がって行ってくれるように“そうなる形”を作るとそっちへ転がっていくもんやで。