みなさんは、死んだらどうなると思いますか？正直な意見をください。地獄とか天国とかならいりません。 救いや脅しに感じます。 私は、単に脳が死ぬからそれですべて

天国や地獄の話も、無になる話も、想像の粋を出ていない話だという自覚さえあればいいんですよね。ソクラテスの無知の知ではないですが、私たちは何も知らないという事を知るべきですね。

死後の事は、頭が悪いとか、知識がないとか、霊感がないとか関係なく、原理的に分からないのですから。

分からないものを考える事ほど無意味な事はないです。それよりも、今生きてるこの瞬間の方が余程私たちには重要ですね。死んだら地獄に行く云々以前に、今が地獄だから死ぬのでしょう。だから、今をどうするか？という事しか重要な事などありません。

人間が老いて死ぬというのは、世の中が動的な原理に支配されているからです。だから、森羅万象一切が常に変化しています。永遠に変わらないものなどこの世にありません。私たちは無から生まれた訳ではなく、生まれる為の材料はあった訳ですよね。だから、私たちが死ねば、動的な流れの中で、またその材料が違う形になって現れるだけです。無にはなりません。

「私」という自己は、認識を通して現れる相対的な感覚でしかなく、実体はありません。いわゆる、他者がいるから私がいる訳で、最初から独立した「私」などはないと。つまり、自己を司る本質的な何か？魂？のようなものはないという事です。「私」という自己は死んだから無になるという話ではなく、最初からないのですね。ただの錯覚です。