国立大に落ちて一浪で私立に入学した医学部の2年生です。親や周囲の人は私の入学を喜んでくれましたが、自分ではここぞという時に結果を出せず、金銭的な負担を親にかけて

今、主さんは、とても大切な「学び」をされているのだと思います。

主さんは、地元では常に一番で、国立医大を受験するほど頭も良く、また努力もできる人です。
でも一方で、そのことによって他人を軽んじる傾向があったのではないでしょうか？
現に今、同級生たちと同レベルになること、同級生に追い越される事に強い屈辱感を感じておられますね。

主さんは、お医者さんになるのでしょう？
お医者さんが相手にするのは、患者さん、人間です。
患者さんは、頭が良く医師である主さんの言うことを直ぐに理解できる人ばかりではありません。
何度言っても分からない人や、主さん言うところの名前も聞いたのともない低レベルの学校に通うような人たちもいます。
もし主さんが志望校の国立に受かっていたら、そんな患者さんたちを見下すようなお医者さんになってはいなかったでしょうか。

主さんは、一度挫折する必要があったのだと思います。

大切なのは、ここから。
主さんが今の環境で何を学ぶか、だと思います。
私は、成功からより挫折からの方が、学ぶことは多いと思っています。
いっぱい学んでください。
いっぱい学んで、人を見下したりしない、優しいお医者さんになってください。