これからの世界とどう付き合えばいいですか？ 私は高３の大学が決まった女子で裕福な家庭で、喧嘩は耐えないですが、旅行にたくさん連れていって貰い贅沢し

大学進学が決まったのですね。おめでとうございます。
経済的には恵まれてはいるのですね。
世の中の問題に対して、無関心ではなく、まずは関心を持ち
問題意識を持つことは、大切なことです。

今の自分の力、知識、影響力が少ないという事実を受け入れるのは大事ですが、
あなたは神様でもありませんし、首相や国連で働いている人であっても
できることには、限りがあるでしょう。
全てを解決することができないことで、無意味に思うのでは
０か１００という考えになりますよね。
世の中の問題は、魔法のように簡単に解決できるものではありません。
長期的な視野と忍耐が必要です。

人の関心ごと、興味範囲はそれぞれ違うものです。
まずは自分の自然や社会への関わり方を見直して、
それから、どうやったら多くの人が気軽に自然や世の中の
問題に関心を持てるかなどと考えることもできますね。
環境問題を考えるときには、経済（そこに住む人の生活）の面も
考慮しないといけないと思います。
環境を保護するために、（森林の伐採や、畜産業など）何かしらの職業や
活動を辞めてもらうには人々の生活を補填するものや仕事を
提供することも考えないといけません。

自然のためと言っても、やはり１００％自然に優しいというのは
難しいものです。
０か１００ではなくて、できるところからしてみましょう。
例えば、洗剤やシャンプーなど、できるだけ自然に優しいもの（水、
生態系に被害が少ないもの）を用いる。　
服などもファストファッションを避けたり、買っても長く使う。
大学で、ボランティアやNPOの活動に参加するなど。

多くの輸入品は海運によります。交易が多いということは、それだけ
海も汚れるわけです。化学物質やゴミなど、海の生態系の汚染も深刻ですよね。
陸路でも、空路でも、大気汚染は避けられません。
貧しい国が輸出によって、豊かになったり、
豊かな国が、輸出入によって経済が維持されることもありますが、
日本も多くのものを輸入していますね。
どうやったら、輸出に過度に頼らずに良い生活をできるか。
環境問題などよりも、まずは生活の安定や便利さなど、目の前の利益を
望む人がほとんどですから、環境の問題とどう折り合いを
つけるのかを考える必要もあります。