病気で心身ボロボロになって仕事を辞めました。死にかけましたが、夫による無償の支えがあって扶養内パートに出られるまで回復しました。今年の冬に子供も産まれます。どん

病気など、やむを得ない事情で仕事を
諦めることになったことは、
ショックであったと思います。
しかし、ほとんどの人は自分の人生を
思い通りにコントロールはできないものです。

自分の言動、感情などは、ある程度管理、コントロールは
できますが、健康や仕事や人間関係などに関しては
自分の努力だけでどうにもならないこともあるものです。

ニーバーの祈り（平静の祈り）をご紹介しますね。
神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい。

体調に関して、また仕事の適正に関して、以前の仕事をするには向いてないということは
頭では理解されているのですよね。
でも、諦めきれない部分もあるのでしょう。
自分の理想と、現実のギャップを見て、受け入れられない
時期もあるかと思います。
自分のできることをすると、切り替えるまで、消化するまで
時間がかかることもあると思いますが、幸いご主人が理解があり、励ましてくださり
支えてくださっているのですよね。

気が滅入りがちになっているときは、視野が狭くなっている時とも
言えます。夜など落ち込みそうになるときは、腹式呼吸を５〜１０回くらい
されて気持ちを落ち着けられてください。

どんなに家族など人に恵まれていても、
自分自身が、自分を認められなければ、自己受容できなければ
自尊心や満足というのはできないものです。
自己受容をするには、まずは冷静になって自分を
見つめる必要があると思います。
評価で見るのではなくて、自分の得手不得手、向き不向きを
在るがまま、事実として受け入れてください。
その上で、良い部分を伸ばすことをされて、欠点、弱点などは
カバーされていってください。

理想通りに物事が進むこと、成功することや自己実現だけが、重要だと思うのではなくて
自分のできることをすること、堅実に誠実に歩むこと、
自分と同様に、家族を大切にして、人生（家族、仕事、友人関係）を通して
自分が成長することが大事だと考えられるといいですね。