「毒親の浪費が原因で医者になれなかった人生」について。 私は４０代の独身女性（離婚歴有り、子供なし）です。 親が小さな会社を経営していまして、子供の

まず、やっぱりあなたが今でも賢いなと思ったのは、家族との縁を絶っていることです。これは実際、思いつくのも難しいし、実行することも難しいので、まだあなたには賢明さと決断力、実行力が残っていることが分かります。

医者になれなかった過去、大学に行けなかった過去は、もう戻ってきません。だから、そこはいったん、あきらめてしまいましょう。可能なら、過去の人生を生きてきたのは、今の自分じゃない別の自分だと思えると気持ちが楽になります。

そのうえで、あなたには今、360度全開の自由があることをもっと認識しましょう。あなたは今からだって、なんでもできる、どこへでも行ける。
やる気次第では社会人として大学に入り、お医者さんになることもできます。お医者さんじゃなくても、医療従事者になることは十分できます。
もちろんそんなハードルの高いことを始めなくても、ハードルの低いことでも何でもできますよ。

ただ気分がさえないと思います。その気分を払うためには、どうしても外に出ないといけません。街でやってるイベントを調べて、そこに行ってみましょう。たとえ気が乗らなくても、楽しく思えなくても、とにかく「行く」ことが大切です。そこから何かが始まりますから。

親にはこのまま、一生縁を切っておいていいと思います。あなたは、ちゃんとあなたの人生を生きなきゃいけない。今までそれが、親のせいで出来なかったんですから。

あなたは今まで、家族のために自分を殺し、十分に尽くしてきました。もう十分すぎます。人がやってる十倍、二十倍は、家族のために身をすり減らしたんです。本当に疲れたことでしょう。

ちなみに恋愛だって十分できますよ。行くところに行けば、40代の女性だってモテるのが世の仕組み。そういう場所を探し当てれば、ですけどね。

潜在能力の非常に高いあなたですから、これからでも十分挽回できると思います。私はそう思います。