貧乏な夫の家族に格安で家を貸しています。 毎月家賃を手渡しでもらうのですが 毎回お札の向きが裏表も上下もばらばらに封筒に入れられています。 私は人にお

これすごく簡単な理屈なんだけど…

お金がある、時間に余裕がある、あるいは心に余裕を持てている、そういう人は細かい事を気にすることができるんだよ。

お金を揃える事もそうだけど、お金の入れものにも少し小マシなものにしたり、例えば季節の言葉を入れた一筆箋を添えたり、あるいは時期には「これもらったんだけど」とか言いながら何かを渡したりもできる。というかそういうのを考える”心の余裕”もできるのね。

でもそれらの「余裕」が今・その時にない人は、特に心にも余裕が持てない人は対応がどこか浅く煩雑になり、身嗜みにも気をつけられなくなり、例えば掃除も人や物事への気遣いも行き届かなかったりする。

それは「その気遣いが出来てないから貧しい」のではなくて、「貧しいと心や行動全てに余裕が持てなくなってしまうもので、余裕がなくなると誰もがそうなる（＝今は良い方の立場でいられるあなたでもそうなる）」ものだよ。

お金は大事に扱いなさいや、誰かに何かを渡す時は気を遣えも誰もが小さい頃には必ず誰かに教わってる。
だけどそんなのやってられないって感じる事くらい実は誰でもある。よね。
自分も例えば夫や家族と酷い喧嘩とかすると普段作ってる食事すら作る気をなくす事あるでしょ？
「食事は大事な物」と誰もが頭では分かっててもしたくない出来ない今はそんなの構ってられないってなる事くらいある。よね？

つまり物事を逆の方に目を向けたなら…

例えば”貧しくない”生活にある自分がいてお金を揃える事を実際に気に留めたり行動できたりするそんな風に「時間や生活や心に余裕がある」人だとして…
その中で「良い人」か「悪い人」かに別れる岐路があるとすればそれは”うまくできない”相手をどう捉えるかだったりするよ。

心や生活に余裕があり、そして賢い人は…例え”今”は仲が悪い相手だとしても、物事どうにでも捉えられる物を悪く捉えたりしないでむしろ自分は持っている余裕を上手く使ってその物事を見るし、自分も陥る事もあるそんな余裕のなさに流されてしまってる相手がそこから抜け出す手助けになる事にその自分の余裕を使う。
その自らの余裕を自分が正しくて相手が間違ってると言う為に使ったりはしない。

それはただ自分の値打ちや格を下げ自分もその相手と同じレベルの「余裕のなさ」に流されるそんな自分にするだけなので。