失恋したのでアウトプットして寝ます！素敵な淡い恋でした。 今回は期間限定4…

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匿名さん
20/10/04 07:49(最終更新日時)

失恋したのでアウトプットして寝ます！素敵な淡い恋でした。

今回は期間限定4ヶ月間の恋でした。数年単位で片思い拗らせる自分にしては短めです。

会社同期の地方男子で、4月からうちの部署に仕事を学ぶため短期(半年)で配属されました。
同じ部署でしたが、部署内の様々なところをまわっていたので私の課にいた期間は最初の3週間弱。コロナ禍もあり最初の自己紹介以外の仕事中はリモートでしか会いませんでしたが、和やかで優しく仕事もできる素敵な男性でした。

彼が部署の人気者になるのにそう時間はかかりませんでした。部署内の若い女性はもちろん、男性からも上司からも良い評判しか聞きません。私も他の人同様に、いえ、かなり彼のことが好きでした。

しかし、コロナで飲み会が禁止されているうえに、リモートでの仕事では話す機会がありません。もちろん、仕事で3週間一緒になっただけの私が2人でご飯など誘う勇気もなく、彼が地方に帰る日が来てしまいました。

最終日。東京のgotoも解禁されたので、飲み会は少人数ならいいだろうということになり、研修に来た地方社員5名を1人ずつ分け、それにうちの部署の社員を5人ずつ分けた各グループ6人で飲み会をすることになりました。

それにあたり、せっかくなら地方社員が最後に誰と話したいかアンケートを取ろうと上司が言い出し、希望を5名まで聞き出していきました。

彼は、希望の1番に私を入れてくれていました。
上司に「君は誰と話したい？」と聞かれたので「○○さんと話したいです」と答えると「お、じゃあ両思いだな」と笑っていました。

しかし、上司から部下までバランスよく分けなければならず、女性社員が多いと言われ、グループが分かれてしまいました。女先輩の希望が優先されましたが、もちろん上司の決定には敵わず。従うしかありません。


飲み会の集合は、駅の広場。
集合写真も撮るということで、全員集まるまで20分ほど滞在していました。

待機中に女性同期と話していると、ふと背後に気配を感じました。振り返ると彼が。私も話したいと希望していたのが伝わっていて、わざわざ話しかけにきてくれたようです。

そこからは他愛もないけど楽しい話を2人で10分だけできました。あっという間の時間でした。内容は当たり障りの無い「どこ観光した？」という話でしたが、「いつかわからないけど、また東京来た時は飲みに誘うよ」と言ってくれました。

最後に「東京が好きになったよ」
そう言われて、もしかしたら東京勤務になるかもしれないと期待しましたが、
「でも、俺は地元が好きだし、家族もいるから配属は地元希望しかできないんだ」と言われました。
「そっか」としか言えませんでした。私も東京から離れる気はなかったからです。

記念撮影をするとき、隣に写りました。2人とも素敵な笑顔でした。この写真が撮れただけでも私には十分です。

最後にグループごとに分かれる時も、彼は満面の笑みで手を振ってくれました。そう、私は彼の優しそうな満面の笑みが好きだったんです。

期間限定の恋でしたが、最初から最後まで素敵な恋だったと思います。そう思えるような淡い恋ができました。

もし、また会う機会があったら、その時私に東京を離れる覚悟があったなら、彼に好きだと伝えてみようかな、と思います。

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