通信制高校についてです。 将来通信制高校に通いたいと思ってるのですが親に言ったら反対されました。 「普通の高校に通いなさい」「通信制高校は甘え」「通信制

長くなりますが、全日制高校に高二まで通い、その後通信制高校に編入した者です。

経験者として書きますが、全日制高校に入学出来る学力があるならば全日制に通った方が良いと思います。

通信制高校は確かに時間の都合は自分の思う様に付けられますが、全日制とは違い自己管理がとても大切で難しいです。
多くの生徒が「ゆるみ(緩み)」が出て、中退したり留年を繰り返したりと言った感じです。

私は全日制を経験していたので、編入先の高校に在学中の生徒達の「ゆるさ(緩さ)」に驚きました。

・単位選択の為に必ず手続きをしなければならない日に「寝坊をしたから」という理由で一年間授業を一切受けられずにいた生徒。

・基礎学力がついておらず通信での課題に苦労して、結局退学していった生徒もいました。

・毎日顔を合わせるのではないので、友達どころかクラスメートが誰かも分からない環境。
(これは通信制学校によります。毎日通う通信もありますので)

・体育の授業など、知らない人と2人組み、3人組みなどになるのも、友達でも知り合いでもない人(年齢年代もバラバラです)と組まなければいけません。

……と、よくなさそうな所ばかり書き連ねてみましたが。

主さんが「自分は大丈夫。そうはならない！」と思っても回りに流される場合もあります。

特に全日制へ通う経験の無かった生徒は、通信制の世界が当たり前になります。

学校(スクーリング)を休む、課題を期日までにきちんと提出しない、人間関係につまずく……などが多い生徒達の世界の中に入るのです。

よっぽどの自信や信念などがないと続けるのがとても難しい環境なのが(全ての学校ではないとは言え)通信制高校です。


で、最初に戻りますが全日制に行くのが良い理由。

朝きちんと毎日起きること。
夜も次の日(学校)の為に時間通り寝ること。
課題を期日通りに終わらせること。
人間関係を維持する必要性。
何よりきちんと授業に出ること。

上に書いた事を全日制で頭でも体でも知った方が良いからです。
上記の事は「当たり前」と思うかも知れませんが、通信はそれが「当たり前ではない」世界です。

私も本当に卒業までは大変でした。

長々書いてごめんなさいね。
高校は行けるなら全日制、どうしても通信でと言うなら編入がまだおすすめです。
経験者からでした。