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体調不良で休んだけど暇なので知ってる人は知ってる豆知識。長いよ。恋愛結婚…

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匿名さん
24/04/18 09:26(最終更新日時)

体調不良で休んだけど暇なので知ってる人は知ってる豆知識。長いよ。

恋愛結婚が流行ったのは15世紀か16世紀あたりです。当時は妻、旦那以外に恋人がいるのは結構当たり前でした。というのも、家を存続させる為の家庭を築くのは仕事という認識であり、恋愛は娯楽という認識が当たり前だったようです。好きなあの人は自分の事どう思ってる？というあのドキドキ感。あれが娯楽だったらしいですよ。で、そんな余裕があるのは上流階級の方々。金持ちの遊びが恋愛という価値観だったんです。なお、庶民は恋愛結婚もいたそうですが多くても半分くらいだったようで。現代も金持ち程不倫が多い印象なのは、やっぱ裕福だと余裕と暇があるからなんでしょうか。
15世紀だか16世紀頃になると好きな人と添い遂げよう！って恋物語が流行り、妻や夫が居るのに恋人いるのおかしいよねという風潮が広がりました。とはいえ、完全に浸透するまでは300年ほどかかり、恋愛結婚が一般的になったのは18世紀から19世紀だったようです。
日本に恋愛結婚という価値観が入って来たのは明治頃。上皇様の恋愛結婚で爆発的に広がった恋愛結婚ですが、明治から昭和という100年ほどで流行った事を考えると日本で浸透するのは早かったですね。有名人の流行りを取り入れたいのは今も昔も変わらんのでしょう。

なお、恋愛結婚の流行りの背景にはサラリー化が進んだというのもあります。昔の仕事といえば農業。農業といえば家。そしてモテるのは大きい家。ここまで言えば何で昔は家というものに固執してきたのかわかるのではないでしょうか。今も昔もモテるのは安定して飯が食えるというのは大きい要素ですね。飯を食うのがやっとな家に娘をやりたいですか？親心があるからこそ家長は安心して食わせてくれる家を探すのに奔放し、こいつはいい男だと紹介するのです。
しかし、サラリー化が進むことで金で飯が食えるようになり、家という縛りからも離れる事ができるようになりました。
この大事だからこそ安心して飯を食わせてくれる家の男に娘をという価値観と現代の家関係なく金出せば飯が食えるという価値観。本来なら時代違うよね、の一言なんですが対立煽りさせたい人が当時の当たり前の価値観を隠すことで女は家の道具という歪んだ見方が出来上がりました。

んじゃ女人禁制とかどうなの？となりますが、はっきりと言えませんが女は月経による生理があるので、その血液による感染症とかおこしたんじゃないかなぁとか思ってます。だから現代日本でも生理のタブー化が続いてるんじゃないかなとも思えます。現代的価値観から考えるとイスラムの豚が不浄なもの扱いなのは豚の生焼けは危険だもんねと言えますし、ヒンドゥーの牛は神聖なもの扱いなのは食ったら農業立ち行かなくなるのでそうやって守ってきたんじゃないかなと考える事ができます。それと同様に何かしらあって女人禁制や生理のタブー化をすることで互いを守ったんじゃないかなと思ってます。

現代的価値観で当時の価値観を頭ごなしに批判するのは間違っていますが、現代的価値観で当時の価値観をどうしてそうなったかを考えるのは大事かと思います。信長さんの比叡山焼き討ちなんかも今じゃ研究進んで借金地獄に落として人身売買をする程に腐敗した寺をぶっ壊したと認識が変わりましたしね。考えるのを止めないようにしたいものです。