油圧の低下を示す警告灯です。

油量ではなく、油圧なのです。

したがって、少々のオイル不足では点灯しません。

オイル不足が原因でこのランプが点いた際には、かなり油量が低下しています。

またオイルプレッシャースイッチや、オイルポンプの故障に起因する場合もあります。

いずれにしてもエンジンの潤滑不良による、エンジンの焼き付きを引き起こしかねません。

ディーラーや整備工場などで、診てもらうことです。

オイルプレッシャースイッチや、オイルポンプの不具合でなく油量の低下でしたら、とりあえずオイルを補充、もしくは交換すれば直ります。

ただ通常、オイルはあまり量は減らないものです。

そのランプが点くぐらい油量が低下している場合、大概はオイルがガソリンと一緒に燃焼しているか、漏っているかのいずれかです。

一応、念のため、簡単な点検方法をお話しておきます。

まずはボンネットを開けて、オイルレベルゲージを引き抜き、油量を見ます。

不足していたら、車庫の地面の、ちょうど左右の前輪の間に位置する辺りをご覧下さい。

漏っていれば、地面にオイルによる染みがあります。

染みがなければ、エンジンを掛けてみて下さい。

排気ガスの色が無色透明でなく青白い状態でしたら、オイルがガソリンと一緒に燃焼しています。

漏れも燃焼もないようでしたら、オイルプレッシャースイッチや、オイルポンプの故障が考えられます。

ただ寒いこの季節、正常なエンジンでも始動直後は排気ガスに湯気が混ざり、排気ガスは白く見えます。

エンジンや排気管が、ある程度温まらないと、判別がしにくいかもしれません。

湯気は炊飯器のホカホカご飯から出ているものと同じく、あくまでも真っ白ですが、オイルがガソリンと一緒に燃えている排気ガスは、煙草や線香の煙のごとく青白いものです。