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父は理由もなく私を殴った。自分の手は汚さず、ベルトで猛獣の躾をするように殴る。 …
父は理由もなく私を殴った。自分の手は汚さず、ベルトで猛獣の躾をするように殴る。
私は怖かった。だがその感情を父に見せると、その目が気に入らない、と言いさらに殴る。
次第にそれはおさまったが、家の中は窮屈で息苦しかった。
5年生のとき、山道を探検していると、子犬が2匹現れた。私から1メートルほど距離をとり、観察されていると感じた。とても可愛らしかったが、私にはどうすることもできない。踵を返し、帰路についたが、心配になって振り返ると、1匹がついてきてしまった。もう一匹はどうしたのだろうか、などと言う疑問はその時になかった。嬉しかった。心の底から嬉しかった、運命を感じた。そのまま
家に誘導し、結局飼うことになった。そこからの日々は本当に幸せだった。自分も犬ならどれだけ
尻尾を振っていただろう。1か月ほど経過し、その日も学校から帰って犬の散歩に行こうと外に出た。犬小屋に父がいたので、とっさに隠れた。父は犬のリードを外し、持ち上げ、塀の向うの川へ
投げた。私の視線を感じたのだろうか、父と私の目が合った。私のすべてが歪んで見えた。涙ではない。自分が家から追い出されたかのような、自分の世界がなくなったかのような、死んだかのような
揺らぐ感情を押えて私は犬を川まで助けにいった。そのとき川の水位は低く、這い上がれる場所はなかった。本当に殺す気だったんだ。憎しみと悲しみが湧きだし、同時に犬を救えた嬉しさもあった。
その時、初めて無を知った。感情が押しつぶされたのかもしれない。私は家族の前で表情を作ることができなくなった。姉は私を蔑み、母は何もしてくれない。それが私の少年時代だった。
19歳の今となってはどうでもいいことだ。過去のシガラミは捨て、自分は強く生きねば、そう念じ続ける。両親は私のことを気に留めることが多くなった。実家を離れて暮らしても、頻繁に会いたがる。それが憐れみなのか、やさしさなのか知る由もないが、辛い。とにかく辛い。家族を見ると殺したくなる自分が妬ましい。もう嫌なんだ。ほんとにやめてくれ。一人にしてくれ。もう俺は一人でいい。きっと親孝行もしてやるから、それまで黙ってみててくれ。放っといてくれ。
親父が犬とヨウムを死なせたことも許す。姉が俺を見下すのも許す。母が無駄に心配するのも許すから。一人にして。だってこの前、姉と喧嘩して、首を絞めたんだよ。心が、もう殺していいから無理すんなって俺に語り掛けてきたよ。もう無理したくないよ。お前らを殺すことを我慢するには俺が死ぬしかないんだ、でも死んだらなにも返せないじゃないか。これ以上逃げたくない。たすけて
17/03/18 22:43 追記
読んでくれてほんとうにありがとう。ほんとは書きなぐって、一方的に投稿して、ただのストレス発散に使うつもりだった。感情の整理がしたかっただけかもしれないし、辛い人生を知ってほしかっただけなのかもしれない。こんな文でも気持ちを伝えることができているのなら、それだけで救いだ。ほんとうにありがとう。
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ヨウムって誰?
君は今19才なんだよね?
実家から独立して経済的にも精神的にも自立してる?
それさえ、できれば後は解決できる。
君が絶ち切りたいシガラミはすべて棄てなさい。
排除するんです。
肉親でも絶縁すればいいんです。依存されても見捨ててください。
父親も姉も母親も赤の他人よりも絶縁すべきなんです。
そのことに何ら罪悪感を抱く必要はありませんよ。そうすることが今の君を救える唯一の方法です。そして、そうしてあげることが父親、姉、母親を危険に晒さなくて済む一番確かな方法なんです。
君はなぜ親孝行ならいずれするから~みたいに負い目を感じているの?
君は本当に優しい魂を持っているんだね。だからこんなに傷つき悩み苦しんでいる。
もう我慢する必要なんか一切ないです。そのかわり絶縁して一切の関わりを断つんですよ。
できますか? できるなら距離的にも遠く離れることが理想です。その方が心の負担が少なく済みますから。
自立することです。肉親は他人より厄介で面倒です。
君がその肉親たちを棄てたとて誰も君を責めない。
君がそうした行動をとるのには、そこにはそれだけの理由、原因があるのだから。
もうこれ以上悩まずにまず一人で生きていけるよう頑張って自立しよう。
それができれば君は君と同じ魂を持った人と新たな出逢いを得ることができます。必ずできますから。
あとね、これ以上逃げたくないって書いてるけど…逃げなきゃダメなんだよ。
まぁ、それは逃げではないんだけどね。本当は。
今の君みたいに、優柔不断に肉親に情やシガラミを残して絶縁という行動が取れないでいる状態が実は逃げなんじゃないか?
たすけて…と言われても世間が何してくれる訳じゃないよ。
そして世間は自分のことで精一杯。君や君の家族が悲劇的なことになろうが所詮人ごとです。
未来、将来は自分が自ら切り拓くんです。
いいかい? 人は自分が子どもとして実家で育った人生は仮の人生だと言うよね?聞いたことある? そうそれは父母の本当の人生であり君や姉にとっては仮の人生なんだ。
そして君や姉が成人し自立し結婚して親になっても結婚しなくても…とにかく自立し自分自身の人生を切り開いて死ぬまでが本当の君の人生なんだ。
よく覚えておきな! 本当の人生をいい人生にするために絶縁の行動を起こすべし。
3さんに同感です
辛い過去ですね
苦しかったでしょ。
大丈夫ですか?
両親も、反省してて今の状態何でしょうがあなたとしては
許せないですよね、
離れた方がいいです
辛い体験でしたが、あまり考えないで下さい
今こんなこと。言うのは
失礼かとおもいますが、
3さん言うとおり、
素質がありますね、
小説とか書かれたらどうですか?
体きをつけてくださいね、
今心は大丈夫ですか?
1人暮らしですね
口が聞けない、植物や
動物を世話したら、心が癒やされると、聞いたことあります、
余りに、辛い体験されたので、言葉のかけようが、わかりません。
でも
生きてください、辛いことばかりではないですよ
3さん、ありがとう。
ヨウムを知りませんでしたよ。
オウムよりよく喋る鳥なんですね。
今検索したら5歳児位の知能がありオウム返しで喋るのではなく理解して喋るのですね! 20万円以上するんだー!
主さん(君)の家はそれなりに裕福なのかな?
皆さん言うように、君には文才がある。だから吸い込まれるように一気に読んでしまった。しかも、すべてすんなり読解できたし(ヨウムだけは知らなかったけど…)
書き出しも独特だね。だけど文章力があるから引っ掛かりがない。
君、みんなのレスは読めた?
お礼文読んでみたいよ。
深呼吸して…
君の人生は、これからが始まりなんだよ。
いきなりヨウムが出てきて戸惑った方もいらっしゃるようなので追記しておきます。
ヨウム(以下ヨーちゃん)は私が生まれる1年前から飼い始めた鳥です。祖父がとても動物好きで、幼少期はウサギや鶏、に加えて狩猟犬も飼育していました。ヨーちゃんの面倒は両親がしていました。私が小学6年生のころ、ヨーちゃんは亡くなりました。
登校時間ギリギリに起床する私ですが、その日の朝、いつもより早い時間に母が私を起こしました。キッチンへ向かうと、ヨーちゃんがタオルに包まれぐったりしていました。枯れた荒い呼吸で瀕死の状態にあることは一目瞭然でした。両親も私も姉も、ヨーちゃんは死ぬのだと悟りました。母が起きた時には、鳥かごの床で倒れていたそうです。母が涙ぐんだ声で「ヨーちゃんはね、みんなが起きるまでずっと待ってたのよ」そうしてヨーちゃんは半開きの瞼から私達を見渡し、息をひきとりました
。ヨーちゃんはすこし凶暴でした。機嫌が良いときしか触らせてくれません。しかし私が歌うと、同じようにさえずり、私が踊ると、ヨーちゃんも体を震えさせました。もっと仲良くしたかった。もっといっぱい言葉を覚えさせたかった。もっと私の名前を呼んで欲しかった。もっと生きてて欲しかった。
数年後、ヨーちゃんの死因に予想がつきました。鳥は、一度に多くを消化できないので、ソノウという器官に食べ物を貯めておくそうです。そこに誤って水分を多く含んだ炭水化物を貯めておくと、上手く呑みこめず菌が増殖し、呼吸困難に陥るらしいのです。思い返すと、ヨーちゃんにお米をあげたり、うどんをあげたりしていました。その思い出では常に父が与えていました。よくよく思い返せば、鳥を飼育する上で不可解なことがありました。鳥かごには温度調整器具が備え付けられておらず、ストレス発散にかじるものもありません。それを知った時、飼い主である父に更なる憤りを覚えました。こんなに無知で無能が飼い主がいるのか。なぜこんな人間に生き物を飼う資格があるのか。
ヨーちゃんを思い出すと、虚しい気持ちしか残りません。
君、どうもありがとう。
ヨウム…私の家族で知らなかったの私だけでしたよ。
君の書いてくれたお礼文読んで私が率直に感じたことは…
この文章からは君のお母さんはいいお母さんだし、お父さんも非はあるけど思ったほど極悪ではない。
君は感受性が鋭く繊細なんだよね。
確かにヨウムをいい加減に育てていたことに対する怒りは理解できる。
君とヨーちゃんの楽しい時間、君と愛犬の楽しい時間…それを縮めた、無くしたのは父親だ。
でも君はそんな父親の罪を許すと書いてる。
だから、ほっといてくれ!一人にしてくれ!と。
君は持って生まれた素地が繊細で優しいので悩みが深くなってしまうのだよ。
君の家族など比べものにならないほどの毒親や毒兄弟を持ってしまった人もいる。
不公平だよね。
でもそれは変えようもないこと。
だから過去に囚われず未来を自ら切り拓くんだよ。
離れること!
関わらないこと!
それを徹底させなさい。
君の情は解る。辛さも解る。
君は人一倍感受性が鋭く豊かだからね。
だから文才があるんだろうね。
感受性が鋭い人は生きにくいんだよね。
優しいしさ。
悩むよね。自分を責めてしまうよね。
だけど、自分を救い家族を危険に晒さないために今行動すべきです。
お母さんに手紙を書きなさい。
君の辛さを… 離れなければいけない君の状態を包み隠さずに。姉を殺しそうになったこともだよ。
お母さんはきっと理解してくれるよ。
君の家族の中で君だけが感受性鋭く繊細なんだと思う。
ヨウムの育てかたについても姉や母は父を責めていないのだろ?
君の家族が君の手紙を読んでどう変化するかは解らない。
だが今より良い方向になるだろう。
自分を生かすためには色々なことを割りきっていくことだよ。
まるで小説を読んでいるような気分で一気に読んでしまいました。
これが才能というんですね。
遠い昔、物書きを目指したこともありましたが、このような文才は自分にはありませんでした。
まだ19才とありますが、できればこの才能を活かせる職業について欲しいですね。
それは置いておきますが、主さんは情というものが深い方で、それ故に人の心を打つ才能があるとおもうのですが、残念ながらその感性は親譲りのものではなさそうです。
無神経が過ぎて冷酷に写る父親とは水と油のように反発しあうものと思います。
しばらくは無理をせず、家を離れ、自分の道を切り開いてみてはどうでしょうか。
時間がいくら経過したらいずれ自分からもう一度関わっても良いと思う日がくるかもしれません。
それまで無理せずに、このトラウマとしがらみから一度自分を解放し、自由に生きて下さい。
私は、色々な理由があって肉親と縁を切ってます。
10年以上経ちました。
今、とても幸せです。
縁を切った事は、微塵も後悔してません。
私らしく生きている今が、とても幸せだから。
自分の人生、自分の為に大切な人と過ごしていきます。
あなたも、自分の人生を生きてくださいね。
悲しく暗く辛い過去でしたね。
きっとそれ以外に楽しく幸せな思い出もあったのでしょうが、今はマイナスの思い出に囚われて生きている感があります。
あなたはあなたのままでいい。
誰かを恨んだり、憎んだり、否定したり、死んでくれと思ったとしても、今のあなたはそう思っているのでしょう?
ならばその気持ちを否定して、一般的に常識と言える考えに沿う必要はないと思います。
今のあなたの思想や思いを司ったのは、あなたの辛かった生育歴によるもの。
まず、その頃のあなたに戻って、あのときのどんな事が辛かったのか、悲しかったのか、絶望だったのか、一つ一つに対峙してそのときの自分は悪くなかったのだと認識し、自分を愛する、自分を認める作業をすることによって少しは楽になるんじゃないでしょうか。
自分を認め愛する事によって、嫌な思い出の相手を受け入れる事もできるようになる事例もあります。
私も毒親の下で育ち今に至ります。
でも、私は私。
誰にも私を変えられない。
私は強く生きる。
そんな自分が好きだし、大切にしたい。
そう気づいた頃から、周りを受け入れて生きる事ができました。
私は母が好きだ。今の私と同じぐらいの年でフィリピンから日本に来た。今では立派に働き、外国人とは思えぬ日本語の発音は日本人と遜色ない。それが絶えまない努力の賜物であることは、めくりすぎて膨れ上がり、汗がにじんで黄色く色あせた分厚い英和辞典を見れば、誰にでも理解できる。母はとても優しい。自己犠牲主義とでもいうのだろうか。ほんとうに献身的で立派な人間だった。私の推察だが、母は孤立を恐れていた。いわゆるママさんグループの輪から外れることを恐れていたのかもしれない。私はやりたくもない少年野球団に入れられた。私が無理を言ってやめたいと申し出れば、やめさせてくれたかもしれないが、子供なのに生意気ながら大人の事情を察した私は、嫌なことを嫌と言えずにいた。だがそれで母の平穏が保てていたのなら、私はよかった。
私は父が嫌いだ。息をするようにウソを吐き、幼少期の無垢な私はなんども騙され恥をかいた。祖母と共に自営業をやっているが、家に帰ってただいまを言いに部屋へいくと、いつもパソコンでゲームをしていた。それでいて私に勉強しろと小言をいう。
姉も嫌いだ。無計画でガサツ、それでいて成績が良いのでさらに腹立たしい。母は姉が服をほしがるとすぐ買い与えるが、私がゲームをほしいと言っても滅多に買ってくれることはなかった。(それが大人の事情であることはわかっていたが腹立たしい)姉が物をねだるから、私が我慢しなければ。逆にいうと姉がいる限り、私が安心して、親のお金のことを気にせず物を強請ることはできなかった。幼少期からそんな日々を過ごしていると、小学校高学年になるころにはお金の使い方が上手いと自負していた。姉が母にむかって「弟はいっぱいお金もってる、ズルい!」なんて言ってた日は、ついつい笑ってしまった。
未だに父も姉も嫌いだが、本当のところあまり憎んではいない。あの時、父が私をからかう時、私をベルトで殴る時、犬を川に捨てた時、ヨーちゃんを死なせた時、彼は未熟だった。姉だってそうだ。私のお菓子を勝手に食べた時、無口な私に悪態づく時、仲良くないのに友達の前で姉弟仲が良いんですなんていう時も、まだまだ人として未熟なのだ。だからとて私が優れているわけじゃないが、未熟な物と張り合い同じ肩を並べるのは不愉快極まりない。だから憎まずにいる。
一番に憎いのは自分自身だ。母から受け継いだ優しさが私を苦しめる。でも私は優しいわけじゃない。人に甘いのだ。小学校の頃に一体何度、自分を苦しめる原因を消そうとしただろうか。相手の首に手をかけ死の瀬戸際に追い込んだこともあった。ソファに鉄パイプを忍ばせ待ち伏せることもあった。でも最後の一歩は踏み出せずにいる。ヨーちゃんが死ぬのを目の当たりにし、私自身も何度か死にかけたことがある。それらの経験と母からもらった優しさが、最後の一手を阻む。でもそれが人として正解であることはわかっている。その一線を越えると、山月記よろしく虎になって山を駆け巡ったかもしれない。
私がもっと強い人間だったら、受け身に待ち構えることはせず、正々堂々自分の言動で道を切り開けた。ヨーちゃんも私の犬も死なせることはなかったし、私の望むものを手に入れられた。父にも姉にも一泡吹かせ、母から見ても頼れる人間になれたはずだ。だからこそ弱い自分が本当に憎い。人を殺しかねない自分が憎い。人を殺せない自分が憎い。決断の遅い自分が憎い。何も救えない自分が憎い。優しさをくれた母を憎む自分が憎い。
私が一番成し遂げたいことはただひとつ、過去の清算だ。たくさんの動物を飼って最後の最後まで愛してあげたい。それが死んでいったヨーちゃんや私の犬への弔いだ。そうして私は本当に幸せになれる、生きててよかったと思える。母にも本当の私の顔を見せてあげられる。きっと父とも和解ができる。
本当は、結論がでていたのかもしれない。私はまだまだ戦える。私はとても弱い人間だが、心の芯は決して折れない。抱え込んで漏れ出た悩みを掲示板に残してしまったのはいかがなものかとおもうが。誰しもが辛い体験を乗り越え私の想像に及ばない壮大な人生を歩いてきたのは知ってる。でも孤独にそれらと渡り合わないといけない現実に耐えきれなかった。ごめんなさい。
私は癖で独特な文を書いてしまう。生活内で感情を殺してきたせいか、演じるのが好きになってしまった。オネエ言葉になることもあるし、オタク口調になることもある、方言がドきつくなったり、お淑やかになったり。今回は小説のようにになってしまった。といっても私は学がないので褒められた作品にはならない。でも読んでくれてありがとう。この書きこみを最後にします。これ以上ここにいたら、ずっと甘えたくなってしまう。本当にありがとう。
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