自我形成に失敗した人なんていないよ？
そもそも自我の形成に成功も失敗もそもそもってか…そんなもの本来ないなんだし。
自我形成がまだ？？な人は、まだこれが自分だって所にたどり着いてないだけだったりするみたい。

てかむしろ、「人としての器が大きい」とか「人としての器が小さい」とかあるけれど、器が大きい人ってどっちかというと自我形成？ってか…自分と言うものをはっきり持つのが器が小さい人より随分と遅かったりするらしいよ。

ほら、いろんな事がインプットされてどんどん自分と言う器に入ってから自分自身はそれを逡巡し自分の思考や好み今ある現実や経験を踏まえて自分のものとして咀嚼され自分色に発酵してきて…その器から”自分の味”として溢れてくる、その時にやっと自我はアウトプットされる。

人としての器が小さい人は大したものは入ってないのに「自分」と言うものがどんどんあふれ出てきたりする。器が小さいので。
でも人としての器が大きい人はどれだけインプットされても確固たる”自分”というものがなかなか出てこなかったりする。だって器が大きいからまだまだいろんな事が入るし。それだけ色んなものがミックスされるしまだまだ入る余裕があるから。器がでかいってそういう事なんだし。味がいいのもそっちの方だよ。

主さんはまだまだ色んなものが入っていってるまだその途中なのでは？
時にはお腹の調子がよくない時のように自分色への発酵がうまくいかない時もあるけれどお腹の調子がよくない時も数日すれば元に戻るのと同じように、それは一時的なものだし、一時的に下痢便みたいな自分が出たような時でも、それだからって自我形成？に失敗したとかじゃないよ。

たぶん主さんは人としての器がかなりデカいんだよ。そういう人は人の痛みや苦しみを分かってあげられる共感能力が高かったりとても繊細でなおかつ深い味わいのある自分味が生まれやすい。まだ自我がちゃんと確立されていないように自分で感じたり、もしかすれば自我形成に失敗したのではないかとさえ思える…そういうのはまだまだ成長途上でまだまだ色んな新しい事をインプットしていってるって事だから、それ決して悪い事じゃないと思うよ。