ため息また一つ

心弱き君の 口癖はいつも
僕を突き放す

行き交う人々 訳も無く見てる
二人ぼっち

繰り返しでも
「生きて行ける」と君に囁く

うずくまり泣きじゃくる君は
耳を塞いでいる

どんな愛を歌えばいいの
君の涙で濡れたこの声で



深夜レストラン 働く君を
朝まで待っていた

帰り道 君の手首に付いた
傷を見付けた僕

国道走るトラックの群れが
切なさ撒き散らす

怯えた瞳で君は
心が病んでいると叫ぶ

どんな夢を語ればいいの
泣いているこの僕の僅かな笑顔で



心弱き君へ 一つだけそっと
伝えたい

変わり行く答え 今も手探りで
僕は探している

生きてることが素晴らしいとは
とても言えないけど

幸せがどんなものか
知りたいとも思う

どんなふうに生きて行こう
心弱き君と二人で


どんなふうに生きて行こう
心弱き君と二人で…