日本人の平等意識

戦後の反動教育で行われた、左翼勢力の【義務教育】が日本人の歪んだ平等意識に拍車をかけました。

特に団塊、ポスト団塊の異常な平等意識は義務教育で培われたのでしょう。

嘘をついて、自虐をしてでも、美しい幻想に執着し、彼らが起こしたのが学園紛争で最終的には犯罪行為までした訳です。

それでも彼らは高度経済成長の恩恵で何とかやってきましたが、ゆとりもある種の左翼教育でしょう。

運動会の「お手て繋いでゴール！」っていうのは異常です。

世の中は競争であり、弱い奴は踏みにじられるのです。

学校でこういう歪んだ平等意識を子供に植えつけると、社会に出た時に理不尽に耐えられなくなります。

彼らは団塊と違って、日本が停滞している時代に大人になる訳で、甘えたことを言っていると底辺まで叩き落されます。

【橋下市長 vs バカ高校生】という動画がありましたが、私立高校の子供が「おうちにお金が無いの、市長さん、学費を税金で払って！」と言うのですが、そこから橋下無双の始まりで、「世の中は競争であって、アンタらの付き添いで来ている教員、ここで仕事している公務員もみんな競争の末にここいる。家にお金が無いなら公立を選べばいい、公立に入れるようにもっと勉強すればいい、なぜ私立を選んだんだ？」と一ミリも反論できないことを言い返していました。

「社会はありのままの自分を認めるべきだ！」っと思っているのでしょう。

ありのままでいられるのは赤ちゃんだけで、一般人は自分を競争仕様に仕立て上げて人生と言う荒波を必死で泳いでいるんですよ。

溺れた人間は死ぬだけで、なんで税金投入して助けなきゃならないの？って話です。

子供に歪んだ平等意識を植え付けるべきではないです。

【三つ子の魂百まで】と言うように、人生観としてこびりついてしまうからです。

そういう薄っぺらい平等意識を持っていると、大人に搾取され、人権を踏みにじられます。

人生はたった一人で走るレースであり、誰かに助けてもらう前提では成り立ちません。

国が悪い！社会が悪い！と言っても何も変わらないので、現実的なアプローチを考えて行くしかありません。

自分の能力、手持ちの駒を見極めて、きちんとお金をもぎ取り、自分を守って行くしかないのが人生です。