子どもは親を選んで生まれてくる

選んでるわけがないと考える親元に産まれた子は虐待される
なぜなら言うことを聞かないから

思い通りにならない子供がウザくて堪らない
親はこう考える
「何か障害でもあるに決まってる。あるいは旦那のDNAを受け継いでるんだわ‥外れを引いてしまった‥わたしはいつになれば報われるんだろう‥」
そうやってヒステリックになる

偶然産まれたと信じてる命に自分を写して見ることはない

つまり我が子の姿を見て自分を見直そうという発想が思い浮かばない
それにより気づきのない関係が生まれる
虐げる関係が生まれるわけ


よく世間では「子育てしながら親も育つ」と言うが、偶然産まれたと信じてる親は育たない

私の元に偶然産まれた、ただ肉だと思うから


選んでくれたと信じてる親元に産まれた子も、当然のように言うことを聞かない

しかし親は意味を考える

なぜなら自分を助ける為に私を選んでくれたと信じてるから

しかし、なぜ言うことを聞かないのか、考えても考えても分からない‥

そんなある日、我が子と幼稚園の先生とのじゃれ合う姿がふと目にとまる

その瞬間悟る
「あぁ、そういえば最近忙しさのあまり、まったく構ってあげてなかった‥」

子供が笑顔になってるたった一瞬を目にしただけで、意味があったことを悟るわけ

なぜ悟れたのか?
我が子との間に縁があると信じてるからだよ

そういう人は赤の他人にも縁を感じるので、他人からも学ぶ
夕焼けを見ても縁を感じて涙が溢れる
人が辛い思いをしてると悲しくなる

そうやって心が豊かに成長する


しかし前者の何も信じない人は、他人から学ぶことはない
他人からバカにされたかどうかが気になって仕方ない
景色を見ても何も感じない
事件が話題になっても悲しくもないが、一応「悲しくて涙が止まらない」と、みんなの前でわたしは被害者に同情的だという立場を現して、加害者を裁く権利を持ち、普段の生活で抱えてるストレスをぶつけるわけ

そういう人達は本気で被害者に同情してるわけじゃない
加害者を税金で養うと損だと思ってるだけ
損得勘定だよ
加害者が出所してまた再犯されたら迷惑だから、要らない命はさっさと処分しろと叫ぶ
私利私欲だ

こういう親は警察沙汰になるほどの虐待はしなくても、精神的虐待や傷の残らない怪我をさせて親の威厳を見せつける
しかも育ててやったから感謝しろと言う