兄弟が、嫌。

それはもう兄弟というより、母親をお殿様と見立てた家臣たちですね。

家族団欒の卓にあってもそれはさながら軍議の様相を呈し、一応は家族団結して未来をつくっていこうという話になるんだけれども、腹の内では天下（？）を翻そうと企む秀吉と殿様には一定の忠誠を示す家康と「俺は流れのまんまに行こ」というお気楽バカの正宗たちが互いに顔色をうかがいながらにらみ合う絵が想像できます。


そして次に天下をとるのはそのお姉さんであることの想像も。


主さんは天下取りに興味もなく殿様にも半ばつき離されたような感じになっているのですから、この合戦絵巻を俯瞰から見物する権利を得ているのです。


そうなってくるといよいよ縁が切れたと言えてくると思います。


という事で本当に縁を切ってみてはどうでしょうか？という提案です。
案外その方が関係各位にいい影響を及ぼすのではないでしょうか。