悩みと言うよりは、独白のようなものです。 私は、他人の感情が理解出来ません。他人と同じもので笑えず、他人と同じもので泣けません。それを辛いと思ったことはありま

No.29 17/04/22 10:33
悩める人12 ( 37 ♀ )
あ+あ-

特異な家庭環境であるが故に、近所からは差別的な目で見られ、父が借金をしてたというのもあり、取り立てにも追われ、とにかく私たち家族は「社会的に弱い立場にある」と子供心に思ってました。世間に虐げられてるという感覚です。だから世間に対しての憎悪が私の中に根深くあります。

変な話、私はあのオウム真理教の麻原を見た時に、あれは私だと思いました。直感的に私と似ていると思ったんですね。

彼も目が不自由であるというコンプレックスと、それに伴う親の態度や周りの環境に対しての不満から、社会に対して憎悪を持ったのではないかと想像します。子供の頃に、私が社会的に強い立場に立ったなら、私を虐めていた人間たちを全員死刑にしてやるとよく夢想してましたが、そんな馬鹿な夢想を実際にしてしまったのが麻原という気がしてなりません。

主さんは、学校が唯一の居場所で、そこで嘘の自分を装い無理をしてたのですね。私は器用に自分を装うという能力がなく、結局はぐれて浮いてましたが、その方がまだ楽だったかもしれません。

この「居場所」というのは、どんな人間でも抱えている、人間の根源的な問題だと思います。自分とは、生まれたくて生まれてきた訳ではなく、勝手に誕生させられ、一方的に名前も社会的な立場も押し付けられた存在です。そこで、私でなければならないという理由もなく、明確な居場所などないのですね。その隙間を、普通は親からの承認で補っていますが、自分を一方的に押し付けた親なり社会なりに疎外されてしまうと、自分を肯定する材料を得られず、生きてく為の土台が築けないんだと思います。自分を肯定するには、自分を取り巻く環境まで肯定しなければなりませんからね。

ただ、私はそういうものだときちんと知る事で抜けられたような気がしますね。ある時、あるお百姓さんの「この世には何も無い」という一言に触れ、あぁそういうものか…自分の悩みは正しいのだな…と、ずっと抱えてきた問題を肯定されたようで、大変救われました。

居場所などもともと無く、生きる事に意味も無く、自分にも世の中にも、存在する事に最初から何の価値も無いと。

私は主さんの抱えている問題を解決する事は出来ませんが、主さんのその悩みは正しいと思います。悩みに価すると。私は悩みの解決よりも、寧ろその悩みを肯定します。

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