人に意地悪する人は、 いい人じゃないってかきたい時に 他にどんな言い方ありますか？ いつも学校で読書している主人公は嫌がらせな挑発に対してカッとなって

ちょっとストーリーを変えてみました。


学校では、いつも読書などをしている主人公は、一人のクラスメートの嫌がらせに対してカッとなってしまい、つい思ってもないような酷い言葉で言い返してしまいました。

その言葉が他のクラスメート達の反感をも買うこととなり、結果、イジメに合い、不登校になってしまいます。

不登校になった主人公は誰とも話す事が出来ず、次第に自分自身を責めるようになりました。

あの時、あんな酷いことを言わなかったなら、こんな苦しい思いをしないで済んだのに…
嫌がらせされてもいつものように我慢してたら、皆んなにイジメられる事もなかったのに…
毎日毎日そうやって、自分を責め続けました。

心優しい主人公は、他の誰かを恨んだりする事は出来なかったのです。

そんな主人公の前に、天使のキャラクターが出現します。

「たしかに、酷い言葉を使って人を罵るのは悪いことです。けど、それをさせてしまった相手も悪いです。面白半分でイジメに加担する人も、イジメを見て見ぬふりをしてる人も悪いのです。だから、自分だけを責める必要はありません」

そうやって、自分を責めてばかりの主人公を慰めてくれました。

人間はとても弱い生き物です。

だから、グループを作りたがります。
一人より、グループを作った方が敵に負けないからです。

グループを作ると、今度はリーダーが必要になってきます。
一人一人が勝手な事をしていたら、グループが成り立たないからです。

リーダーを決めるという事は、グループ内で順位が発生してしまいます。
もしリーダーが倒れてしまったら、次にリーダーになる人が必要になるし、その次のリーダーになる人も、その次の次の人も必要だからです。

そうなると、力も無いのに、グループ内で少しでも上の立場になりたいと思う人も現れます。
自分に力が無いため、相手を落とし入れ、自分の方が強いと誇示できる事を覚えます。

力のない人は、グループから追い出されたくなくて、皆んなと違う行動をするのが怖いと思うようになります。
たとえそれが悪い事だと知ってても、他の人もしてるからと自分に言い訳する事を覚えます。

天使のキャラはそうやって、『人間』という生き物について教えてくれました。


つづく