皆さんの中で、努力で成し遂げた凄いエピソードはありますか？自分は、来年35なんですが、人生を諦めてます。

10年ヒキニートの女
趣味はネトゲ
まともな就労経験なし
バイトすら3日でやめてそれきり
人間関係が怖かった
おまけに身長168センチで70キロもあるデブ
恋人どころかリアルには友達もいない




人生詰んでた
将来は孤独死かと、毎日嘆いてた
ネトゲに現実逃避する日々




そんな中ネトゲの中の人に恋をした。
顔も見たことない。声しか知らない。
でもめちゃくちゃ強くて仲間を守る姿勢が、ゲーマー視点で見ると最高にカッコよかった。
50人vs50人でやる対戦ゲームだった。
たかがゲームだけど対戦ゲームはその人の人間性が滲み出てくる。

憧れて、好かれたくて、私は勝手に努力した。
ダイエットして70キロから60キロに。
メイクしたことなかったけどYoutubeで勉強した。
はじめてしまむら以外で服を買った。しかもスカート。
それらをするために、バイトをした。
バイトの面接のため東京本社へ行くとき、駅のエスカレーターに乗るタイミングがつかめなくて立ち止まってしまい、冷や汗がでた。
バイトつらかった。対人関係が特にヤバイ。泣きながら働いた日もあった。私には普通に働く能力がないんだと思った。

勝手に努力はしたくせに、実際に彼に会うのは嫌われるのが怖くて、そのままなんと2年も月日が流れた。私はもう29歳になっちゃってた。

でも彼のほうから、会おうと誘いがあって、遠距離交際を経て結婚。31歳で子供が産まれた。
彼は、ゲームしてた時もそうだったけど、弱い立場の人を守る精神が強く、私と赤ちゃんを本当に大切にしてくれるとてもいい人だった。

そんで今の私の仕事はネトゲの最新情報や攻略記事を書くことと、ライターたちから上がってくる記事の添削作業。
普通の仕事はできなくても、私でもやれる仕事がちゃんとあった。しかも在宅だから子育て中もできるし、私には本当にぴったり。

今思えば、真剣にゲームやってたから素敵な旦那と出会えて、この仕事にもつけた。人生、やってて無駄なことなんてひとつもない。
10年のネトゲ廃人ニート期間すら、価値あるものだったと今なら思える。


ただ10年人間をサボっていたせいで、知り合いはいないし貯金は100万ちょいしかない。それが10年の代償。

でも私は今の自分がすき。

長くなっちゃったごめんなさい
でも、人生わりと捨てたもんじゃないよと伝えたかった