主人が自営業に失敗して23年住んでた一戸建てを売らなければならなくなりました。 主人は田舎に帰って農作業をしていくと言ってます。 両親も健在です。 私

大切な存在ほど、思いがけず手放さなければならないことになると、
辛く受け入れがたいですよね。

主様にとって、それだけとても大切な場所と空間なのですね。

どんな物事も、いつか手放さなければならない時がきます。

家の場合ですと、震災で家を失った方は、思いがけない震災がタイミングだった。
人によってタイミングは違います。

主さんは、今がその時なんですね。
突然で、きっとショックが大きく今の状態になってしまったと思われます。


ずっと、今の状態が続くと、普段は思いがちですが、物事は移り変わっていきます。
この先どうなるかは分からない。
でも、人はそのような中でもきっと切り開いていく力を持っていると思います。(ある意味、現実が人間を動かすという面もあります。)

家のものは物として処分をすれば、無くなりますが、その中に刻まれた物語は主さんの中では生き続けると思います。その思いを大切にされてください。
人生で、大切なことは目に見えない物だと師から教わりましたが、その通りだと実感しています。


主さんの今の悲しみや無気力さは、次へ進んでいくための通過点の反応だと思います。今はご自分を、こうしなければならない、と押さえつけないで、
家がちらかっていても今までの100%を求めずに、できる範囲で済ますだけにして。無気力なら無気力のままでいさせてあげてください。

きっと、時間とともに、
強いショックも和らいでいき、ゆっくりと現実がご自分に馴染んでいくのではないでしょうか。
今の何もできない時間は、いつか前へ進んでいく主さんにとって必要な時間なのかもしれません。
あまり、ご自分を責めすぎずに、
ゆっくりと心を休ませてあげてください。