本当に失礼なことなんですけど… 多重人格者が少し羨ましく感じてしまいました。 なんか…別の人格作ることで本当の自分が逃げられるなら自分も逃げたい… そ

言いたいことはわかりますし気持ちもわかります。
私も羨ましく思ったことありますしね。
今から書くのは主様を否定するために書いたのではありません。
自分はでもこういうように思うようになったよ、というだけの紹介です。

多重人格には、強い人格、何かに秀でた人格もあれば、苦痛を引き受ける役回りの人格というものがあるらしいです、ですから人格増やしたところで根本的にはなんの解決にもなってないんですよね。
嫌な事を自分の中で押し付けあってるような。
あとは自分の記憶が何人もの人格で分断されるわけなので、知らない間にある人格が約束を取りつけていて、他の人格は当然知らないから守らない、なんてことが起こって仕事も友達もまともに出来ないと思います。大変ですよね。
多重人格というものの知名度を押し上げたビリーミリガンは24人も人格があり、その中の1人が殺人をしたがために
人生めちゃくちゃになりました。
基本人格は自殺を試みた瞬間に
ほかの人格に自殺を引き止められて
意識を奪われて何年もの間
眠ってたらしいですよ。
そんなふうに、人格同士で意思統一が図れないし記憶の共有ができないから、
やることなすこと無茶苦茶だと思います。
漫画などが多重人格をモチーフにした事もあって傍目にはかっこいいような特殊能力めいて感じますが、本人は1人の体が複数人の間で常に奪い合われていて切り裂かれるような気持ちなんだと思います。