ニートの何が悪いのか、論理的に教えて下さい。 私は一度も職に就かず　もうすぐ6年目を迎えるニートです。 最近まで、私はそんな自分を恥だと思いつつも就職す

悪いというか、ニートが社会から低い評価を受けたり批判の対象になりやすい理由は、成果や功績を出していない、あるいは測定しにくいことが多いからではないでしょうか。

まず、ニートと同じ非労働力人口に分類される者である、学生や家事をする者(専業主婦・夫、家事手伝い)について考えます。非労働力人口に含まれる彼(女)らは、成果を収入で測定できる労働力人口と比べると、成果が測定しにくいという側面があります。しかしながら、学生であれば学業における成績で、家事をする者であれば家事労働の結果で、というように、その成果や功績を測定することは可能とはいえます。

次に、同じ非労働力人口ではありながらも、通学も家事労働もしない分類とされるニートについて考えます。ニートは学生でもなければ家事労働者でもないために、これら二者と比較しても、ニートが何を行なっているのか、その成果や功績は何なのかが測定しにくいという側面があります。

この、ニートの行為とその成果が測定しにくいということが、ニートの評価を下げることになるのではないでしょうか。

その結果、ニートは成果を出さない(出しているにせよそれを確認できない)と捉えられやすく、社会や他者から低い評価を受けたり、批判の対象とされたりするのではないかと考えました。