子宮頸がんについて、性交経験のある女性が発症するとあったのですが、どういう仕組みなんでしょうか。 ①性交によって傷がつく→傷口から、もともと女性の身体表面

子宮頸がんはほとんどの場合、HPVというウイルスが男性の性器から入り込み、長期的に感染し続けた場合少数の人ががん化してしまうものです。

HPV自体は200種類以上あるポピュラーかつ感染力の強いウイルスです。
その中の15種類ぐらいが子宮頸がんの原因となります。
女性であれば一生のうちに8割の人は感染したことがあるといわれています。
ただし、基本的に自己免疫によって感染してもHSPウイルスは排除されます。

子宮頸がんになる人というのは、何らかの原因（ストレスや細菌感染など）で免疫力が弱まっていたり、喫煙等でウイルスが排除されず子宮頚部に残ってしまい、更に運悪く細胞ががん化してしまった人ということになります。

男性であっても肛門がん、咽頭がん、コンジローマなどの原因になりますが、女性ほどは病変しにくいため
女性のみが子宮頸がんワクチンを行わなければならないのですね。