注目の話題
私立保育園の保育士です。 GW、有給を3日合わせて10連休取るのはルール違反だったでしょうか? 理由は遠方の実家への帰省です。 職場にお願いしてお休み
32歳女です。 昨日昔の職場の人とご飯に行きました。 61歳と50歳の男性とです。 私と出会う前から仲良かったらしく 旅行とかにも行くようです。
結婚を前提に付き合っていた彼女に振られました。理由は私の大きな嘘です。 私的にはつかざるを得なかった嘘(事情があったので)。これが逆鱗に触れた様で、今まで話し

死刑について 死刑そのものについて、まず賛成・反対を聞きたいです。 ちなみに私は賛成です。日本は死刑制度については賛成が多くはなってますが 反対派の人がい

No.47 21/10/16 02:58
匿名さん26
あ+あ-

>30
続き(2/2)

この「一人ひとりが自分の身に危険が訪れずに、殺されることに怯えずに生きていける権利」が、王様に代わって権力者となった一人ひとりの人が得ることに成功した「(自分を)生かす権力」です。

だから、「生かす権力」の下では、誰かが誰かを見せしめのために殺すことは禁止されるほうが良く、「王様が絶対」だった頃とは違って「自分たちが守るルールが絶対」ということになったのです。このため、法治国家では、「ひどくルールを破った人間であっても、見せしめのために誰かを殺してもいいのだろうか」、「一度見せしめのために誰かを殺せば、また誰もが誰かを見せしめのために殺すことになってしまい、自分や家族の身が危険にさらされてしまうのではないか」ということが問題となるのです。

では、見せしめのために殺すことが良くないのであれば、ルールを破った人にはどう対処すればいいのか。そう考えた人々が、見せしめの代わりに思いついたのが、「国(社会)からの追放」と、「追放された人が社会に戻るなら、法律とルールを絶対に守るよう訓練して彼らを改造する」ことでした。これが難しくいうと「収監による隔離と規律訓練による更生」です。

このようにして、私たちがいま暮らす社会では、「見せしめのための死刑」よりも、「絶対のルールを守れないのならその人は刑務所に入れて社会から追放する、その人が社会に戻るなら訓練で改造して絶対のルールを守れるようになってから戻す」ということが「絶対」だ、となったのです。

このような考えが、現在の社会で死刑を反対する、自分たちを「生かす権力」を主張する人たちの考え方です。

ここで主さんの質問の一つに立ち戻れるわけですが、以上の理由により現代では収監と規律訓練のほうが死刑よりも合理的だということです。

ちょっと疲れたので、今日はここまでとします。主さんのもう一つの質問には答えられそうなら後日お答えしますね。

47回答目(51回答中)

新しい回答の受付は終了しました

質問掲示板の悩み一覧

悩みを投稿する

注目の話題

お悩み解決掲示板 板一覧