二年生の女の子 朝は寒いのに 上着をきてくれません 案の定、風邪をひきました。 そのことを主人に相談したら 服がダサいからだわと言われまし

この内容、育児講座でやりました。

まず、
①課題は「寒いのに上着を着ないこと」だとすると、

②上着を着ない理由は何なのかひたすら案をあげてみる。
例えば…上着が嫌い、デザインが嫌い、寒くない、外に出たくない、今は遊びたい、上着の感触が苦手、ママが怒ってるから、自分で着るかどうか決めたい、めんどう、寒さも体験してみたい、暑い…などなど

③まずは、子どもに将来大人になったときにどうなってほしいのか？
例えば…自分で体調管理してほしい、判断能力をつけてほしい、自立してほしい…など

④それを元に、まずは<温かみ>をもって共感して接する。
例えば…・上着は着たくないんだね。寒くても大丈夫なんだね。丈夫で強いね。でも寒くないの？・風邪ひいて辛かったね。・寒いけど学校行くのはどう？・寒くなってきて、学校行くのもいつもと違って楽しいね…など、子どもがホッとする言葉をかける。

⑤色々聞いたら、<枠組み>を示して、情報を与えてサポートする。
例えば…・今日は気温が８度なんだって。寒いね。・風邪をひいてしまうよ。・学校の途中まで上着を持っていくか、それとも今着るかどっちがいい？・ここに上着を置いておくけど、気温が低いときは自分で着るようにしようか？・この上着は気に入ってる？…など一緒に話し合う。

うまくいかなかったらまた戻って、これの繰り返しです。


ちょうどこの時期は、失敗したり成功したりを体験しながら、自分のことを学ぶ時期。
まずは、「親は自分を受け入れてくれてる」と子どもが思えるように、親は信頼関係をつくり支え導くこと。

そうすれば、子ども自身が自分や他人を受け入れたり、トラブルにも対処できるようになって自信がつくようになる。