瀬戸内寂聴は子供を捨てて不倫して出家しましたよね。子供を捨てるとか、不倫するとか好き勝手なことをしてた人が人には説教して、それをありがたがる人もいて、真面目に生

それは瀬戸内寂聴さんならではの感想でしょうね。不倫などしないに越した事はないのが普通の感想ですが、自分が非常に優等生で真面目に育ったが故のコンプレックスがある事で、そういう自分と重ねて「つまらない」と言ったように思えてしまいます。
それは瀬戸内寂聴さん個人の問題ですから、その発言から良くも悪くも赤の他人である私たちが何らかの影響を受ける必要もないとは思いますよ。

私の父親も不倫をして結局離婚してますが、時を経て親の未熟さを理解すると共に、自分にも色んな未熟な部分がある訳で、その時はそうしてしまったんだなと子供である私たちはもう受け入れているので、子供を捨てたというのもその子本人が恨み辛みを言うのならわかりますが、赤の他人がどうこう言えるものではないと思います。

瀬戸内寂聴さんの場合出家したのも入れれば二度子供を捨ててる訳ですよね。
お釈迦様もそうですが、俗的な幸福と呼ばれてるものでは決して解決しない何か深い問題を抱えてるからこそ出家してるのだと思いますが、そういう感覚というのは実際にあると思います。
瀬戸内寂聴さんの場合はよくわかりませんが、自分の問題と対峙する為に出家までしなければならなかったほどに業が深い人だったんじゃないかと想像します。