潔癖症

強迫性障害（＝強迫神経症）は、すでに治療法が確立されていると私は思っています。
私は医者ではありませんが強迫性障害で引きこもりにまでなりました。
その私を救った本は、『不安でたまらない人たちへ』ジェフリー・Ｍ・シュウォーツ、吉田利子＝訳
という強迫性障害の権威の本です。
強迫性障害の患者や家族が知っておかなければならないことが、解りやすい日本語で書かれています。
強迫性障害とは何かということから、行動療法についてはもちろんかなりページをさかれています。家族はどうすべきか、薬についての記述もあります。
患者自身が正しい知識を武器に、ひたすら『孤独な』戦いをするというのが、強迫性障害の治療だと私は思っています。
私は安い薬を服用していましたが、この本は２０００円程ですし、あとはご本人のやる気だけです。
10年前の本で、どこにでもおいてある本ではありませんが、ネットなら比較的容易に手に入るかと思います。この件に関しては、日本は10年よりはるかに遅れていると思います、残念ですが。