産まれてごめんなさい。

親は普通の学校で
育って欲しいと
わたしは
養護学校がいいと

妹に
負けていいの
親の一言が
はじまりでした。

保育園や幼稚園で
散々な目に
だから
養護学校に
わたしは
入りたかった

負けたくない
その一心で
耐え続けて
疲れ壊れました

いつしか
妹が
気づいてくれて
クラブも
習い事も
アルバイトも
自分の
やりたいのを
我慢して
寄り添って
くれたの。

何もかも
わたしのお古で
我慢してくれて
小遣いは
わたしや
妹の友だちに
おごるのに
全部使って

わたしは
妹に
姉らしいこと
何もできません

でも妹は
寄り添ってくれるの

妹の
妹なりの
優しさに
気づいて
あげられたのは
９歳の
誕生日でした。

毎日
傷だらけで
帰ってくる

誕生日に
遅れて帰ったの

わたしのせいで
イジメなのね
問い詰めたら

妹は
姉貴をやった奴
全員
やっつけたぜと

妹を頼れよと

笑顔で・・・・