原爆にあった人達は…。
終戦記念日のテレビ番組を見ていて疑問に思った事です。広島・長崎で原爆にあった人達って、アメリカの事をどう思っているんでしょうか?実際に祖父母や戦争体験者から聞いた話を教えて下さい。
ちなみに私の祖父は戦死していて、生前に祖母は戦争をした日本軍や総理大臣が悪いんだと言っていました。私は九州北部に住んでいて、広島などに行ってみたいですが、すぐには無理なので話を聞かせて下さい。
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米国に憎しみを向ける人もいれば、当時の日本軍・日本政府に憎しみを向ける人もいますよね
ただ、米国を憎む声はテレビ等のメディアでは表立っては使えないような感じですね
米国の歴史見解は、侵略に暴走する日本軍を潰す為、我々(米国)は正義の為に原爆を投下したって事になっていて、日本は敗戦国なので基本的にはその歴史観に合わせなきゃならない立場にあるからです
実際には、日本はソ連を通じて降伏の打診をしたり(却下された)、中立国に申し立てをしたりと、降伏の方向で進んでいた事を米国は原爆を投下する二ヶ月前に把握していて、米国議会でも【日本に戦力は残っていない、原爆を投下する必要はないだろう】という声が上がっていましたが、トルーマン大統領は原爆の威力を知る為(要は人体実験ですね)、ソ連に対する威嚇(米国にはこんな力があるんだぞ!)の為に投下を決定しました
だから実際には正義の為ではなく、米国の国策なんですが、しかしながら、日本軍がもっと早く降伏を決断していたら間逃れたとして、米国より日本に恨みを向ける人は多いですね
しかし人々が暮らす都市への原爆投下は無差別虐殺ですからね
以前、広島の被爆者の方が米国に出向き、原爆の恐ろしさ、被害などを訴える講演活動をしている番組を観たんですが、それは別に米国に恨みつらみを訴える為ではなく、反戦活動の一環としてだったんですが、『原爆の被害話なんて聞きたくもない!米国は正義の為に侵略国家・悪の日本を倒したんだ!』とものすごい剣幕で怒りをあらわにした米国人がいて、印象に残っています
私の父方と母方の祖父母は戦争経験者です。
小さい頃は全く戦争の話は聞きませんでした。
でも私が成人してからある時ふと戦争の話を聞かせてくれました。
「自分たちは負けた国だから米国に従うしかなかった。それが負けたということなんだよ。逆らうことなんて考えたことはなかったし自分達の生活を建て直すために精一杯だった。戦争は絶対に繰り返してはいけない。戦争に正義なんてない。戦争はどちらが正しいかなんてない。この平和を維持していくことが一番大事で重要。」
しのびながら耐え忍ぶ、何事も謙虚に…というのが祖父母でしたね。
この話を聞いたとき、今までも今も私達には言えないようなことがあったんだなと悟りました。何とも言えない複雑な気持ちになったのを覚えています。
でも私は祖父母を尊敬していますし大好きです。
千差万別ですね。アメリカを今でも憎んでる人も居れば
当時の日本政府・軍を憎む人も居る。
でも、殆どの人は戦争を憎んでると思います。
以前にテレビ番組で原爆を落としたパイロットと原爆被害者の女性が
対話をするというのがあったのですが、女性は「謝ってくれ」と迫り
パイロットは「だったらこちらはパールハーバーだ!」と平行線を
辿っていました。両者とも最低だなと感じましたね。
日本は、ドイツやイタリアのように国民の手で国民を戦争に駆り立てた責任者を裁いていません。国民総懺悔として曖昧にしてこれまできましたから、あの戦争の責任者が曖昧なままです。だから被害者なのか加害者なのかも曖昧、誰を恨めばいいのやら…。
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