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美輪「人間の順番なのよ。自分がやってもらったから、今度は自分がそれをやってあげる…
美輪「人間の順番なのよ。自分がやってもらったから、今度は自分がそれをやってあげる…お返しをする。輪廻でね…」
国分「失礼ですけれども、お母さんはどんな症状だったんですか?」
戸田「非常に怖がりなので、徘徊したり、外に出たりということは無かったので、そこはずいぶん助かったんですね。例えば、私が帰宅すると、おしょう油ざしが無いんです。そしたらゴミ箱に捨ててあって、ある程度入っていたおしょう油がなくなっていて、どうもそれを飲んだみたいなんですね」
美輪「先祖がえりで、赤ちゃんに戻るのよ。赤ちゃんと同じ。赤ん坊に戻ったと思えば何でもないの。分別のある大人だと思って見ちゃうのね。赤ちゃんはずっと育っていくでしょう?大人はどんどん土に還っていくのよ。だけど、自分の愛する人が壊れていくのを見るのは辛いわよね」
戸田「本当にそうですね。やはり大抵の方がおっしゃるけれども、何か怒る気持ちがすごくて。『どうしてわかってくれないの?』っていう」
江原「怒った所で、どうにもならないのにね」
戸田「ホントどうにもならないのにね。多分、毎日言ってたと思いますよ、私」
国分「へぇ」
江原「感情の方が出てしまうでしょう?感情が出るということは、そこに甘えがあるんですよ」
戸田「あぁ…」
江原「『私を分って!』になってるの」
戸田「うん」
江原「理解しなくちゃいけないのに、『分って!』になっちゃう。その気持ちは仕方のない事なんだけども。そこでようやく親を超える時期が来たんだなって…」
美輪「お役目が逆転するの。ここまで親に育てられて、折り返し地点なの。今度は親が子供になって、子供が親になって、親を育てていくの。世の中の順番なんですよ。それを皆さんがよく熟知すれば、いたずらに怒ったりしなくて済むんだけど。私は戦前の人間だけれど、昔の人はそれを言っていたんですよ、口伝えで。昔は共同所帯だから、おじいちゃんおばあちゃんが一緒に住んでいたでしょう?『そういうもんなんだよ』と。先祖の知恵が人間の知恵としてずっと口伝えで教わった。今は核家族でしょう?一緒に住んでいないから、『そういう発想の転換をしてゆけば楽なんだな』ということを知らないのよ」
国分「なるほど。それで闘病の方はどうだったんですか?」
戸田「放射線治療というのは、週末に家に帰って来られたんですね。週末帰って、また月〜金で病院に行って…という感じで。最後に母を病院に連れて行く時、母が吐血していたんです。私は仕事でちょっとロケに行って帰ってきて、連れて行こうとした間の家での出来事で、母はそれを私に言わなかったんです」
美輪「その間はどなたもいらっしゃらなかったの?」
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国分「ご自分の近くにいるなと感じることは?」
戸田「わからないんですよ、残念ながら私には」
江原「気質が似ているから、気づきにくいんです。やることなすことが似ているから気づきにくい」
美輪「乗り移られた人はわからないのよ」
江原「でね、やっぱり今まで側に居られなかった分、見届けたいっていう思いがあって…。で、今日、来られた意味は…リニューアル・オープンなんですよね」
国分「リニューアルオープン…」
江原「そう…。それはある意味、お母さん自身の旅立ちの日であるわけなんです」
戸田「あぁ…」
江原「『もう1人で大丈夫だね』って、お母さん言うの」
戸田「…」
江原「だから戸田さんにとってみたら、どこかでね、もう二人三脚の部分がすごく強くて」
戸田「はい…」
江原「変な言い方ただけど、息してるだけでもいいから生きていて欲しかった、という思いが強かったでしょ?別に元気にならなくてもいいから、居てくれてれば自分は頑張れるって…」
美輪「愛の賛歌ですよ」
江原「お母さんが亡くなったときに、どこかで、『帰る人がいなくなっちゃった』という気分があって、『私はこのお腹から出てきたんだよな』というような。お母さんも『もう少し…』と思ったんだけれども、早くそうなってしまった。だからしばらくは、もう三回忌を迎える今日までそばにいて…。『だけど、もう1人でやっていけるね。これ以上はお母さんは足手まといになっちゃうから』って。だから変な言い方だけれど、自立した憑依というか」
戸田「あぁ…」
美輪「だからお母さんも、もうそろそろお上がりになって、楽におなりになればいいのね」
江原「ひとつ間違えてはいけないのは、この憑依はお母さんのためじゃなくて、戸田さんのためだったんです。ご自分が苦しくて…ということではなくて、戸田さんの為だった」
戸田「…そう…ですか…」
江原「昔からお母さんが気にしていたことは、離れて暮らしていて、時々やってきても、 すぐ帰っちゃうんですって?『どうしてこの子はすぐ帰っちゃうんだろう?そんなに意地張らなくていいのに。』とずっと思っていたんですって。この憑依した2年間は、今までのお母さんの人生ではなかった時間だったんです」
戸田「はい。もうお支度をして、ベッドのところに小さく座っていて、それがもう忘れられないんですけど。その間に起きていたことが私にはわからなくて。母を車に乗せて病院に行って、『また明日来るからね』と、エレベーターのところまで いつも送ってくれるんですけれど、その後、打ち合わせの仕事に行って夜遅くに帰ったら、洗濯物を置く場所に、真っ赤になった血だらけのパジャマが置いてあったんです。びっくりしてすぐ病院に電話して。とにかく朝、先生が来たらそのことを伝えて…。『どこかから出血してるんです!』って言って。その日の明け方に電話が鳴って、『あ、何かが起きた』って予感がしました。そしたら案の定、『お母さんが今、病院ですごく吐血をしました。すぐ来てください』って…。もう車を全速力で飛ばして、最終的には治療ができなくなってしまって、肺に入って肺炎になって、それが原因で亡くなってしまったんですけれども。今にして思うと、最後、家にいた時にどうして言わなかったのか…。言えなかったのか、私に怒られると思ったのか、悪いなと思ったのか。怖かったと思うんですけど、それすらも自分で何が起きたのがわからなかったのか。そのことがずっと気になって…」
江原「ご本人としては、意識があまりなかったんですよ。認知症の要素が強いから、吐血した後のつながりがないんですよ。だから自分の中で『あれ、どうしたのかしら?』となるような状況だったようなんです」
美輪「意識がおありだったら、そういう方だから、後始末をしようとした跡があるはずなんですよ。その跡が全くないということでしょう?ということは、次の方に思考が移ってしまって、それを忘れていらしたのね、多分」
戸田「あぁ…何かちょっと…よかったです。母がそういう状態であったということがわかって」
江原「失礼ながら、ある意味で幸いだったかなと。特に気丈な方だったから、刻一刻と弱っていく自分に気づいていく方が辛かったろうと」
戸田「そうですね」
江原「お母様亡くなられた後、夢をごらんになります?」
戸田「いや、あまり見てないです」
江原「見てないでしょう」
戸田「はい」
江原「実はお母さん、戸田さんの中にいるの。これを世間では憑依というんですけれども…」
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