友達と親友の境界線。 どこからが親友なんだろう…？ そんな事を俺は考えて…

友達と親友の境界線。
どこからが親友なんだろう…？

そんな事を俺は考えてました。
何となく分かるけど、時にはサッパリ分からなくなる。
そんな感じ。

俺には親友がいます。
親友だという根拠なんて無いけれど。
その親友に教えてもらった事。

そいつとは俺は会社に入ってからの仲。
毎日の様につるんで、くだらない話しをしながら酒を飲む。

しかし、数年経過してそいつは転勤になった。
簡単には会いに行けない距離で、たまに連絡は取り合うけど、それ以上の事は無い。

時が経つに連れて、親友なのかどうか不安になる。
ただ職場が一緒だったから仲が良かっただけなんだろうか…？
親友だと思ってるのは俺の方だけなんだろうか…？

5年経って、そいつが休みを取って遊びにきた。
5年ぶりというのはなかなかの期間だ。
何だか照れくさい。

そいつは転勤先で家族を持ち、家も買った。
もうすっかり向こうの地がホームタウンだろう。

駅の改札で落ち合った。
キョロキョロしているそいつを見つけて、「変わらないなぁ」と嬉しくなる。

そして、俺を見つけたそいつは、俺に忘れられない一言を言った。

『ただいま！』

何だ…？
よく分からない。
泣きそうになった…。

普通に「久しぶりー！」とか言うのかと思ったのに。

これ以上嬉しい言葉は無い。

バカだなぁ…俺は。

親友は今も昔も変わらず親友だったんだ。
俺のくだらない心の不安を吹き飛ばしてくれたそいつの一言。

大衆居酒屋に入り、安い酒を酌み交わして飲んだ。

はは…。
ここの酒ってこんなにウマかったけ…？
照れくさいからそういう事にしておく。


…しょうもない話しで申し訳ないです。
皆さんは親友とはどういう存在なのでしょうか？
自分は知りたいです。
たくさんの親友のかたちというものを。

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