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「信用しようとしないから信用されないんだよ?」 と言われて、信用できねぇなと思…
「信用しようとしないから信用されないんだよ?」
と言われて、信用できねぇなと思う。
だけどちょっと待てよ。
「信用しようとしないから信用されないんだよ?」という言葉を信用できないということは、こいつも俺のことを信用してないんじゃないのか?
けど、それは「信用しようとしないから信用されないんだよ?」という言葉を前提とした理屈なわけで、この疑いを持った時点で「信用しようとしないから信用されないんだよ?」という言葉を信用したということになるんじゃないのか?
なんか謎のパラドックスらしきものが生まれてしまった。
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「信用するか、しないか」ではなくて、「何パーセント信用するか」で判断したほうがいいと、私は思います。
初対面の人間で信用できそうな感じなら100点中60点からスタート。
あとは本人の言動によってその数値を上げたり下げたりすればいいわけで。
「人を信じる」というのを「その人の言葉を信じる」という意味ではなく、
「人の本質を信じる」という意味で捉えるといいでしょう。
例えば「俺は金には興味がない」という発言を聞いたら、
「そうか。この人は自分を『無欲の人』とか『庶民の味方』とかと印象づけたいのだな。」
と思えばいい(信じればいい)のであって、
ゆめゆめ「本当にお金に興味がないのだ。」などと信じてはいけないのであります。
その他「差別はいけない」だの「多様性を尊重」だのといったことも同じことです。
人は本質的に、業として、差別をするものだし、自分と意見の異なる人を避けたがるものです。
例えば「フェミニスト」の男性に対する敵意や男性と親密な女性に対する嫌悪は明白な“差別”です。
「私は人間を信じていますよ。人間の本質を。業を。あなたの言葉ではなく。」
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