私には4歳年下の弟がいます。母親が男の子をほしがっていたことがあり、弟は幼い頃か…

私には4歳年下の弟がいます。母親が男の子をほしがっていたことがあり、弟は幼い頃からかなり大切にされていました。

中学生の時は親が仕事で不在の時、日頃から弟に「たたかいごっこ」と称して殴られていました。弟は武道を私と習っており、運動音痴であった私と違い、多くの大会に出ては入賞していました。小学生には負けないと思って、はじめは抵抗していましたが、時がたつにつれ、弟はどんどん強くなっていき、いつのまにか私は弟に一方的に殴られるまで抵抗できなくなっていました。ある日私は、両親に弟のことを訴えましたが、弟はただのじゃれあいといい、両親は私ではなく弟を信用しました。弟はそれに味を占め、親の目を盗んでは、私のことを殴り続けました。

そんな弟がある日、中学受験をしたいといいました。理由は習い事の武道を続けるためです。私は、部活の強豪校に進むために私立高校か、学力ランクが少し上の公立高校に挑戦することを考えていました。でも、将来、弟が受験をするためのお金が必要ということで、両親に私立高校には行かせられないと言われました。もちろん、落ちる可能性のある公立高校も受けさせられないと言われました。私は何度も両親に頼み込みましたが

「女だからお金はかけられない。」

「もし言うことを聞かなかったら、中学部活の引退コンサートには出させない」

と言われました。中学の顧問の先生には大変お世話になったので、迷惑をかけたくないと思い、私は地元の公立高校に進学しました。そこにも部活はあり、友達にも恵まれましたが、私がやりたかったものとはほど遠い物でした。

その後弟は、あっさり受験に失敗し、中学に入り、あっさり続けたいといっていた習い事にも行かなくなりました。そして、弟は違う部活をはじめました。成績はあまりよくありませんでした。やがて今度は「今の部活を続けたい」といい私立高校に進学しました。親も

「男の子だから当然。やりたいことができるし、環境が整っていた方が勉強しやすい。よかったね。公立高校に進学しなくて」

と大絶賛していました。正直、私は絶望しました。私は一体何だったのだろうと。

今、私は親に頼み込み、多くの人に反対されながらもなんとか夢の続きを見ることが出来ています。希望する学問は親の反対にあい学ぶことはできませんでしたが、夢をおえるだけでも私は幸せだと思います。でも、家で弟が学校の話をするたびにドロドロとした気持ちになります。男か女かの違いだけならば男がよかった、悔しいと思います。

過ぎてしまったことを後悔しても無駄ですが、振り返ってしまう自分がいます。少し大人になり当時のことを振り返り、いま家族に対して少しだけ不信感を抱いています。

みなさんもこんな体験をしたことはありますか。わがままと言われてしまうかもしれませんが、アドバイスをください。

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