化学式についての疑問です。 なぜH2OはH2O2じゃだめなのですか? 酸…

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2021/02/25 19:25(更新日時)

化学式についての疑問です。

なぜH2OはH2O2じゃだめなのですか?
酸素ってO2で分子ですよね?
CuCl2のCl2は分子ですよね。。

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No.3242346 (悩み投稿日時)

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グッドアンサーに選ばれた回答

No.3 2021-02-24 21:03
匿名さん3 ( )

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 まず重要なのは、物質は絶対分子になりたいわけじゃないということです。できるだけ、全体として(化学的に、電気的に)安定するように立ち回ります。
これを踏まえて書きます。
 先に、H2Oについて。H2Oを構成する原子それぞれに注目してみましょう。
 Hは、電子をK殻(原子核の周りにあると仮定される、電子が入る層の名前です。原子核に近い方からK,L,M,N殻です)に1個。
 Oは、電子をK殻に2個、L殻に6個もっています。
ともに、原子1個だけでは安定して存在できません。そこで誰かとくっつこうとする。化学的に安定な物質といえば、希ガス類です。原子たちは彼らに近づこうとします。
 例えばH2。H原子2個がくっついて全体として電子2個。He原子と(Heを含む希ガスの原子は単原子分子として存在できるので、正確にはHe分子と)同じ数になりました。安定しましたね。さらに、O2。O原子2個がくっついて全体として電子が、原子一個につきK殻に2個、L殻に8個(6個の電子のうち2つを共有しあっています)。これはNe分子と同じ電子配置です。安定しました。
 そしてH2O。2つのH原子が電子を1個ずつO原子と共有して、K殻に2個、L殻に8個の電子がある状態になります。Ne分子と同じ電子配置となって安定します。ここにO原子を加えようとすると、電気的に不安定となってしまうのです。H2O2がだめなのは、それだと電気的に安定しないからです。
 続いて、CuCl2について。
 CuCl2のCl2は、分子ではありません。しいて言うなら2つの塩化物イオン(2Cl-)です。これと銅イオン(Cu²+)ががくっついて、電気的に安定した状態を作ります。それがCuCl2です。
 なんだか記号をこねくり回して煙に巻くかのような説明ですが、仕方のないことです。なぜならば、科学は物質の関係について教えてくれますが、物質とはつまるところ何なのか、という問題には答えることができないからです。
 教科書に載っている理論なども、それを使えば世界のいろいろな現象をできるだけ統一的に解釈できるから、それを採用している、というだけのことです。
 

No.2 2021-02-24 20:40
匿名さん2 ( )

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分子は最小単位ではありません。
粒子がありますよね、たしか。
O2は、Oという粒子が2つ繋がっているだけで必ずセットという訳ではありません。O=Oという形ですね。
Oには手が2本あると考えてください。その両手で繋がっているんですね。
だからO==Oとかいてみるとわかりやすいでしょうか?

H2Oは、Oという粒子が1つ、Hという手が1本しかない粒子が2つ繋がっているだけです。H-O-Hという形で。H--O--Hと書くと、Oが両手を広げている感じですね。

CuCl2は、H2Oと考え方はほぼおなじです。Cuが手を2本持ち、Clが手を1本持っていて、Cl--Cu--Clとなります。

わかりにくくてすみません。
先生や友達にちゃんと教えてもらうか、YouTubeで調べれば出てくると思いますよ。

No.1 2021-02-24 20:16
匿名さん1 ( )

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H2O2って過酸化水素水だったと思いますが?あとは解りません。

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No.1

H2O2って過酸化水素水だったと思いますが?あとは解りません。

No.2

分子は最小単位ではありません。
粒子がありますよね、たしか。
O2は、Oという粒子が2つ繋がっているだけで必ずセットという訳ではありません。O=Oという形ですね。
Oには手が2本あると考えてください。その両手で繋がっているんですね。
だからO==Oとかいてみるとわかりやすいでしょうか?

H2Oは、Oという粒子が1つ、Hという手が1本しかない粒子が2つ繋がっているだけです。H-O-Hという形で。H--O--Hと書くと、Oが両手を広げている感じですね。

CuCl2は、H2Oと考え方はほぼおなじです。Cuが手を2本持ち、Clが手を1本持っていて、Cl--Cu--Clとなります。

わかりにくくてすみません。
先生や友達にちゃんと教えてもらうか、YouTubeで調べれば出てくると思いますよ。

No.3

 まず重要なのは、物質は絶対分子になりたいわけじゃないということです。できるだけ、全体として(化学的に、電気的に)安定するように立ち回ります。
これを踏まえて書きます。
 先に、H2Oについて。H2Oを構成する原子それぞれに注目してみましょう。
 Hは、電子をK殻(原子核の周りにあると仮定される、電子が入る層の名前です。原子核に近い方からK,L,M,N殻です)に1個。
 Oは、電子をK殻に2個、L殻に6個もっています。
ともに、原子1個だけでは安定して存在できません。そこで誰かとくっつこうとする。化学的に安定な物質といえば、希ガス類です。原子たちは彼らに近づこうとします。
 例えばH2。H原子2個がくっついて全体として電子2個。He原子と(Heを含む希ガスの原子は単原子分子として存在できるので、正確にはHe分子と)同じ数になりました。安定しましたね。さらに、O2。O原子2個がくっついて全体として電子が、原子一個につきK殻に2個、L殻に8個(6個の電子のうち2つを共有しあっています)。これはNe分子と同じ電子配置です。安定しました。
 そしてH2O。2つのH原子が電子を1個ずつO原子と共有して、K殻に2個、L殻に8個の電子がある状態になります。Ne分子と同じ電子配置となって安定します。ここにO原子を加えようとすると、電気的に不安定となってしまうのです。H2O2がだめなのは、それだと電気的に安定しないからです。
 続いて、CuCl2について。
 CuCl2のCl2は、分子ではありません。しいて言うなら2つの塩化物イオン(2Cl-)です。これと銅イオン(Cu²+)ががくっついて、電気的に安定した状態を作ります。それがCuCl2です。
 なんだか記号をこねくり回して煙に巻くかのような説明ですが、仕方のないことです。なぜならば、科学は物質の関係について教えてくれますが、物質とはつまるところ何なのか、という問題には答えることができないからです。
 教科書に載っている理論なども、それを使えば世界のいろいろな現象をできるだけ統一的に解釈できるから、それを採用している、というだけのことです。
 

No.4

皆さん回答ありがとうございます。

必ず分子になろうとはしないのですね。原子では何も出来ない(?)と勘違いしてました。
まだ中学3年なので、難しいことはあまりわかりませんが、今はこういうものだ。という感じで覚えます。高校に入ったらしっかり理解できるように頑張ります!

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