マンションに家族でお住まいの方いらっしゃいますか？　 マンションに詳しい方、 …

マンションは、多くが鉄筋コンクリート造ですが、その場合の資産的な減価償却期間は47年になっています。
また現実では、古いマンションがまだそれほど多くないという状況はあるものの、老朽化や耐震基準未達などで、だいたい60～70年程度までには建て替えとなっている例がほとんどです。
最近は100年コンクリートなどの使用で、長寿命化を謳っているマンションもありますが、それでもおそらく80年程度で建て替えになる場合がほとんどだと想定されます。

最近は老朽化による建て替えの円滑化のための法整備も進んでおり、所有者全員の同意がなくても、建て替えが可能になりました。
従って、築80年を超えるようなマンションの場合、どこかの時点で建て替えが発生するでしょうから、その段階で建て替えの一時金を負担するか、管理組合に買取を依頼するということが、いちばんありそうな結果になります。

また修繕積立金は、いちおう30年以上で計画することとなっていますが、実際には10年目の時点ですでに積み立て不足で一時金が発生する例も多くなっています。
築年数の古いマンションでは、修繕計画策定時とは物価が変わってしまっている場合も多く、修繕のたびに一時金も多くかかる可能性も考えておいたほうがいいでしょうね。

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