東京の保育士専門学校に通ってる男性です。現在3年生課程の内の2年生で、来年就活と…

東京の保育士専門学校に通ってる男性です。現在3年生課程の内の2年生で、来年就活となります。

今思え返せば、本当に何もない田舎から去年上京してきて一人暮らししながら保育士を目指す、というのは不安で仕方なかったです。
そして東京での生活は本当に辛くて、ピアノ未経験の自分は授業についていけずに泣いてばかりでした。


自分は手探りでピアノ教室を探して、近くにあった教室に入会することにしました。個人経営のため、先生宅でのレッスンとなります。

なので初めてのレッスン日、指定された住所に向かいました。すると綺麗なピアノの音が聞こえてきました。
最初は「他の生徒さんが弾いているのかな？すごい上手だな」と思いつつ、インターホンを鳴らしました。すると突然音が止まって、玄関から先生が出てきました。
「先生が弾いてたんだ。そりゃ上手いわけだ」と思いながら、〝初めまして〟の挨拶をしました。


そうしてその日から始まったレッスンですが、始めは基礎からやってそれが身についたら段々と難易度の高い曲になっていきました。
「こんな難易度の高い曲、自分には無理」と思ったこともありますが、保育士になるには超えなければいけない壁なので必死に練習しました。

その甲斐あってか、先生が「最近本当に吸収が速くなってきたよね」と言ってくれたり、曲を弾き終わるたびに「すごい」と言って拍手してくれるようになりました。


自分は「これも全部先生のお陰です！自分なんかでは先生の足元にも及ばないですが、先生みたいに誰かの夢を応援できる人になります」と言いました。

すると先生は笑いながら「私は何もやってないよ。君が夢に向かって必死に練習をしてきたから段々と実力がついてきたんだよ」と言ってくれました。


それを聞いて自分は「この人のためにも、例え辛いことがあっても絶対保育士になるんだ」と改めて決意しました。

そして保育士になって終わりじゃない。むしろ、そこからが始まり。自分には大きな夢がある。
夢に向かって走っていける（努力できる）園児を増やしていきたい。
その努力して掴んだ夢は誰かから見れば憧れになるし、その憧れた誰かがまた努力をして夢を叶えていく、そんな世界を作りたい。
とにかく一人一人が特別な存在だってことを伝えたい。ピアノの先生がそれを教えてくれた。重たい内容かもしれませんが…


長々とすみませんでした🙇‍♀️

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