子どもの頃の話です。現在23歳の女です。私は幼稚園～中学生くらいまで意志疎通が言…

　子どもの頃の話です。現在23歳の女です。私は幼稚園～中学生くらいまで意志疎通が言葉で出来ない子どもでした。喋れないワケではなかったのですが、外に出ると首を縦に振るか横に振るかでしか応答できず『声を出す』という行動がなぜかできなかったのです。そのため近所の方と挨拶ができず、その度によく父親に叱られていました。父親は短気な人でことあるごとに叱られていたので、常にビクビクしてました。学校生活では雑談はできないけれど、合唱したり授業中に当てられれば発言もできましたし、仲が良くなった子とはポツポツ話せていました。それと4歳上の姉が1人いるのですが、家では姉とわいわい騒いでいた記憶があります。しかし外食したり、買い物に出かけるとコクコク頷くだけになります。

　何をしても喋らない笑わない無表情ということでからかわれたことも多々ありました。私の声が聞きたいと男子が興味本位でわざとイエスノーでは答えられない質問を次々投げかけられたときはしんどかったです。それに「あいうえおって言ってみろよ」と班行動のときに皆から言われて何も言わなかったときは「赤ちゃんかよ」と鼻で笑われて酷く悲しかったです…。話せない自分が嫌で仕方なかったです。母親や担任からは「ちゃん口があるんだから言わないと」「みんな○○ちゃんの声が聞きたいんだよ」などと言われることが何よりプレッシャーでした。

　中学は地元の中学が荒れていたこともあり、離れた私立へ進学しました。そこでは喋らない私にもどんどん話しかけてくれるような優しい子が多く、次第に雑談ができるようになっていきました。中学～大学が女子校というのが良かったのかもしれません。今では日常生活や仕事で困らないくらいコミュニケーションをとれるようになりました。挨拶も雑談も問題なくできるようになりました。

　私自身話したくないと拒否したワケではなく、話に交ざりたいと思っても喋れないと極度の人見知りだったのかなと思っていたのですが、近年で心理的ストレスや発達障がいなどの問題を知り、私はどこかおかしかったのではないかと不安になりモヤモヤしています。子どもには極度に喋れないのはあるあるなことなのでしょうか…？今でも忘れられないくらい嫌な記憶で吐き出したい気持ち半分モヤモヤを解消したい気持ち半分で書き込ませていただきました。拙い文章ですみません…。

• 共感！0

• ウォッチリストに追加