コロナのせいで、憧れの職業を降ろされ早二年弱。地獄です。相談というよりほぼ愚痴に…

コロナのせいで、憧れの職業を降ろされ早二年弱。地獄です。相談というよりほぼ愚痴になってしまいます。

30代前半、バスガイドです。現職は学生の頃からの夢で、越県して今の会社に就職しました。
仕事がゼロになったコロナ禍に、運行管理者の資格試験を受けてもらうと営業所長から言われたのがきっかけです。


運行管理者とは、乗務員へ指示したり、運行の判断を下す「司令官」のようなポジションです。
当社の場合、観光バスのほか、地元の方が利用する路線バスも運行していて、バス停や路線経路などの知識も必要になるため、本来は運転手経験者が定年などをきっかけにつくポジションです。
私たちには、運行管理者になれとは言わないけど、今後観光の仕事が戻ってくるまでの働き方として、簡単な点呼業務を手伝ってもらうということでした。

結果、私と先輩2人を含めた3人が受かったのですが、その3人だけ、今に至るまで「運行管理者」としてシフトを組まれ続ける地獄に遭っています。

最初こそは点呼業務のみでしたが、運転手不足の中、本職の管理者が毎日のように人の手配にかかりっきりになっているのを見ているのが心苦しく、私たちは電話対応や雑用など、自分たちにもできることを見つけてはそれを買って出ていました。
ただ、人手不足の状況は悪化するばかりで、徐々に私たちが当てにされるようになってきたのです。

はじめは3ヶ月で他のガイドと交代、という約束でした。
しかし、他のガイドが試験に受かることはなく、3度目からは受験料は自腹と言われていたはずが、3度目の挑戦すらなくして誰も受験しなくなり、メンバーチェンジの話も自然消滅していきました。

始発の点呼に合わせた早番（4時〜14時）、終バスが入るまでの（14時〜0時）を４勤１休、休憩なし。
運転手が常に車両の不具合を言ってきたり備品を所望してくるので、常に事務内を走り回り、お客様からの問い合わせ電話もひっきりなしにかかってきます。
元々、お客様対応はそれに詳しい専属の方がいたのですが、本職柄、私たちの方が苦情の宥め方などに慣れているということで甘えられることが増え、その方々はいつの間にか他へ異動していきました。
バス停や路線経路のことなどは全くわからないのにです。エンジンがどうとか、運転手から無線が入っても正直どれだけの異常なのか全くわからず、勤務手配に頭を悩ませている本職の管理者に腹を痛めながら指示を仰ぎに行っています。

食事すらもパンなどをデスクでかじる程度です。
すっかりコロナ明けに近い状況ですが、運転手不足で観光の仕事はほぼ取れないため、ガイドはみんな有給で一週間ほど正月休みを取っているのを見て、悔しくて涙が出ました。

「これまで長年バスツアーに参加してきたけど、一番のガイドさんだったよ」と言っていただけることも幸い多かったのですが、仕事ぶりを上司が直接見る環境ではないので、私の本職にかけるプライドなど、会社側は全く知らないのだと思います。
上にメンバーチェンジを切望しても、散々話を逸らされたあげく「資格取らなきゃよかったね〜」と笑われました。

諸事情で地元バス会社への転職は考え難いのですが、悔しいことガイド以外にやりたい仕事がなく、転職にも踏み切れずにいます。
コロナをきっかけに本業を離れたCAさんなど、今はどうしてらっしゃるのでしょうか。

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