【蟻】 🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜 🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜 🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜 🐜🐜🐜…

【蟻】

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〇アリの生態

分類: 昆虫
食性: 雑食
寿命: 野生: 数週間~数年
体長: 2~25 ミリ

アリは体重の3倍以上もある重いものを持ち上げて運ぶことができる。1万種以上のアリが世界中に生息。

アリは大きな頭、曲がった触角、丈夫なアゴが特徴。

社会性の強い昆虫であるアリは、一般的に社会構造を持った共同体のような巣で暮らす。

アリのコロニーには、1匹または数匹の女王アリがいる。

女王アリの役目は数千の卵を産みコロニーを存続させること。我々が普段見掛ける働きアリは羽のないメス。卵を産むことはない。代わりにエサを探し回り、女王アリの産んだ卵や幼虫の世話をし、巣を繕い、コロニーを防御するなどさまざまな役割を果たす。

オスアリの役割はただ一つ、女王アリとの交尾。交尾が終わるとオスアリは死ぬ。

アリは情報を伝達して互いに協力するために化学物質を使う。この化学物質によって仲間のアリに危険やエサのありかを知らせて仲間を導く。主にエサとなるのは花の蜜や種子、菌類、昆虫。

〇アリは仲間の怪我を治す

アフリカに生息するマタベレアリはシロアリとの激しい戦いで傷口ができるとお互いに治療し合う。

シロアリは強力な下アゴを持っているため、襲撃はアリにとってもかなりの危険を伴う。

6本ある足のうち何本かが噛みちぎられることがある。

怪我をしたアリは下アゴからフェロモンを出し仲間を呼び、自分を巣まで運んでもらう。

ほぼすべての足がなくなるような瀕死の重症を負ったアリはのたうち回るため、仲間は運ぶことができずそのまま死ぬ。

足を1、2本なくした重症アリは救助を受け入れ巣へと運ぶ。

怪我したアリが巣に帰ってくると、他のアリたちが傷口を舐め続ける。足を失った後に治療を受けなかったアリは80パーセントの確率で死亡。舐めてもらえば10パーセントにまで下がる。

傷口が癒えれば、4、5本の足が残っているアリはまた出かけていってコロニーのために働きだす。

アリに産まれなくてよかった。(^0^)

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