尊敬する祖父からあの父が産まれたとは信じられない。 私の亡き祖父は大正生ま…
尊敬する祖父からあの父が産まれたとは信じられない。
私の亡き祖父は大正生まれで12人きょうだいの末っ子だったそう。戦争で受けた弾の跡が背中にあって、戦闘時、どうしても敵兵を撃つことが出来なかった、優しい人でした。
戦争体験者ということもあって出された食事は残さず食べて感謝し、時代的に家事は女性に任せていたけど、決して偉そうではなかった。
自分の意見はしっかり持っていたようだけど、家族が集まってもみんなの話を聞いてる印象で、耳が遠くなっても決して周りにイライラした様子は見せませんでした。
初孫の私は特に可愛がってくれて、小学生の私の作った俳句をわざわざ当時のワープロに打ち込んで、冊子にして老人会で自慢したとか。質素倹約で、華美な服装よりも小さなアクセサリーひとつのほうが目立たないけど綺麗だよと言ったりしてました。
そう言いつつも私にピアノをプレゼントしてくれたり、発表会にはドレスを仕立ててくれたり、本当に感謝しています。
その祖父の子供である私の父は、昭和30年代産まれのバチバチのモーレツ社員という感じで、体罰は当然、日常生活では常に頭を叩かれました。頭が悪くなるから頭はやめてと母に言われても叩いてました。算数の時間は叩かれて大泣きしながらやって、その末に理数系にアレルギーが出て勉強できなくなりました。
精神論ばかりで忍耐、努力、なんでも根性。
おじいちゃんはあんなに素晴らしい人間なのに、世の中の価値観ってあんなにも人を作ってしまうものなんでしょうか。
おじいちゃんの若い頃は分からないから、美化しているだけなのかもしれないけど。
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