18歳。先日イギリスに1人旅行に行った。初めての海外だった。 最初は緊張し…
18歳。先日イギリスに1人旅行に行った。初めての海外だった。
最初は緊張して仕方がなかった。経由地のドーハでドリンクを買うことさえとても高いハードルのように思えて、注文する時は心臓が飛び出そうだった。そうして頼んだフラッペはびっくりするほど甘かった。その甘さに、ここはもう日本じゃないんだと、感慨深くなった。
無事にイギリスに着いたあと、空港を出て街に繰り出すと、どこを歩いても肺に直で届くような強い香水の香りが漂っていた。そのうち自分も香水が欲しくなってきて、イギリスブランドの香水を買った。人生で初めて買った香水だった。嬉しくて嬉しくて思わずさっき枕元に吹きかけたから、香水の香りがきつくて眠りにつけない。
自分が「外国人」になったのは生まれて初めてだった。今まで、態度に出すことはなくとも、訪日外国人を個人の人間ではなく外国人として見ていた。でも、自分が外国人側になってようやく、その外国人像を壊すことができた。外国人にだって優しい人はいるし、冷たい人もいる。それぞれの生活を営んでいる。彼らは外国人である前に、それぞれ別の人間として生きている。価値観が変わるって、こういうことかな。
全部が初めての経験だった。触れたことのないものにたくさん触れた。18年人間をやってきて、ようやく人生に慣れてきた頃だと勘違いしていたけど、まだまだヒヨッコだったみたい。
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自分以外の人もみんな生活があってそれぞれに生きてるんだなって、知識としてわかってても実感する機会ってなかなかないですよね。
世界を見る目が広がったことは、きっとこれから先の人生にいい転機になったと思います。
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